大阪は古くから交通の要衝として栄え、6世紀から7世紀にかけて四天王寺が建立され、難波宮が置かれるなど経済、文化の中心地として発展してきました。その源は時代、時代の民の才覚であり、とりわけ近世においては、千利休、井原西鶴、近松門左衛門、緒方洪庵など現代に大きな影響を及ぼしている才人を多数輩出しています。こうした中から、上方歌舞伎や文楽などの伝統芸能や、「食い倒れ」といわれる豊かな食文化が育まれました。
また、多種多様な文化施設が集積しており、伝統文化の枠にとどまらず、オーケストラやジャス、ミュージカルなどの公演も盛んです。