青森の地は、世界自然遺産の白神山地や十和田・下北に代表される青い森、日本海、太平洋、津軽海峡に臨む碧い海に抱かれた豊かな自然が彩る地であり、
近年は各種の原子力関連施設をはじめ、全国有数の導入量を誇る風力発電、世界初となるマイクログリッド実証実験等、国際的にも稀有な複合的エネルギー開発・供給拠点が形成されつつあり、我が国のエネルギー政策を支える重要な役割を果たしてきています。
また、青森県六ヶ所村には、今後、「国際核融合エネルギー研究センター」が整備され、次世代核融合炉の実現に向けた研究開発が行われることになっています。
北海道・洞爺湖サミットの主要テーマとして想定されている気候変動問題はエネルギー問題と密接不可分の関係にありますが、エネルギー問題に対する先進的な取り組みを進める「青森」の地においてG8エネルギー大臣会合等が開催されるのは極めて意義深いものがあります。