「SDGs実施指針に関するパートナーシップ会議2022(第1回)」への三宅外務大臣政務官のビデオメッセージ発出
- 本27日、「持続可能な開発目標」(SDGs)の実施に向けた政府の指針である「持続可能な開発目標(SDGs)実施指針」の2023年改定に向け、幅広いステークホルダーの意見や考えを集めることを目的として、SDGs推進円卓会議構成員主催による「SDGs実施指針に関するパートナーシップ会議2022(第1回)」が開催されました。
- この会議において、三宅伸吾外務大臣政務官が外務省を代表し、ビデオメッセージにて挨拶を行いました。三宅政務官から、今回の会議は2023年のSDGs実施指針の改定に向けたプロセスの第一歩となるとしつつ、他方で、2030年のSDGs達成に向けた状況は厳しく、今こそ国際社会の「連帯」が試されていることを指摘し、この会議が各ステークホルダーを有機的に結びつける、「パートナーシップ」の場となり、素晴らしい提言に結びつくことを祈念している旨述べました。また、来年は、5月にG7広島サミット、また、4年に1度の「SDGサミット」が開催されるところ、このような機会を最大限活用して日本の取組を発信するとともに、SDGs達成に向けた諸外国との連携も強化していく考えを表明しました。
- この会議には、SDGs推進円卓会議構成員のほか、企業、市民社会、メディア関係者、学生等を含め約220名が参加し、これまでの取組を振り返りながら、「人間」、「繁栄」、「地球」、「平和」、「パートナーシップ」をテーマとした5つの分科会において、実施指針の改定に含めるべき優先課題やフォローアップ体制等について活発な議論が行われました。本会議の第2回会合も年内に予定されており、その間に行われる関連の会議等も経て、円卓会議の民間構成員による提言がとりまとめられる予定です。
[参考1]SDGs推進本部
SDGsに係る施策の実施について、関係行政機関相互の緊密な連携を図り、総合的かつ効果的に推進するため、2016年5月20日に、安倍晋三内閣総理大臣(当時)を本部長、全国務大臣を構成員として内閣に設置。
[参考2]SDGs推進円卓会議の民間構成員(五十音順)
氏名 | 所属・役職 |
---|---|
有馬 利男 | グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 代表理事 |
稲場 雅紀 | GII/IDI懇談会NGO連絡会 代表 |
大西 連 | 自立生活サポートセンター・もやい 理事長 |
春日 文子 | 国立研究開発法人国立環境研究所 特任フェロー |
蟹江 憲史 | 慶應義塾大学大学院 教授 |
河野 康子 | 一般社団法人全国消費者団体連絡会 前事務局長 NPO法人消費者スマイル基金 事務局長 |
渋澤 健 | シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役 |
鈴木 千花 | 持続可能な社会に向けたジャパンユースプラットフォーム(JYPS) 共同事務局長 |
関 幸子 | 株式会社ローカルファースト研究所 代表取締役 |
根本 かおる | 国連広報センター 所長 |
則松 佳子 | 日本労働組合総連合会 副事務局長 兼 総合国際政策局長 |
比嘉 政浩 | 日本協同組合連携機構 代表理事専務 |
西澤 敬二 | 日本経済団体連合会 審議員会副議長/企業行動・SDGs委員長 損害保険ジャパン株式会社 取締役会長 |
三輪 敦子 | 一般財団法人アジア・太平洋人権情報センター 所長 一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク 共同代表理事 |
山口 しのぶ | 国連大学サステイナビリティ高等研究所 所長 |