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「2002年日中韓国民交流年」とは


2003年3月


1.経緯

 2000年11月のシンガポールにおけるASEAN+3(日中韓)首脳会議の際に開催された日中韓首脳会合において、まず韓国の金大中大統領より、日中韓3国間に「交流の三角形」を作るため、3国の首都を結んだ人的交流、文化交流を促進すべきとの提案がありました。続いて森総理大臣(当時)より、日中、日韓、中韓それぞれの二国間関係において記念すべき年である2002年に、初めての日中韓3国の共同交流事業として、3国の各界の若者達が集い、意見交換等の交流をする「日中韓ヤングリーダーズ交流プログラム」を実施することを提案しました。これらの提案を受けて、中国の朱鎔基総理より、2002年を「日中韓国民交流年」とし、3国のアイデアを結集した人的交流・文化交流を促進するとの提案が行われました。


2.背景

(1) 2000年10月の朱鎔基総理訪日の際、2002年の日中国交正常化30周年を記念して、国民がより広く互いの文化・生活を理解し合うための企画として、日中それぞれの国における「中国年」・「日本年」と称する一連の記念行事や交流活動を実施し、日本側実行委員長には、出井伸之ソニー(株)会長兼CEOが就任しました。

(2) 1999年9月に行われた小渕総理大臣(当時)と金鍾泌(キム・ジョンピル)韓国国務総理(当時)との会談において、サッカー・ワールドカップが日韓共催にて開催される2002年を「日韓国民交流年」とするとの提案が小渕総理大臣(当時)よりなされ、同年10月の日韓閣僚懇談会の際に両国総理によって日韓国民交流年の実施について正式に合意されました。この合意を受けて、日韓政府間ワーキンググループ会合(課長級)が発足し、交流事業推進のための諸方策に関する意見交換を重ねて、2002年において多彩な文化交流事業の開催と推進されました。

(3) 更に、2002年は中韓国交正常化10周年でもあることを考慮すれば、2002年を一つの契機として日中韓3国の枠組みで文化交流・人的交流を進めることは時宜に適っていると言えます。また、日中韓3国の国民が文化的・人的交流を深めることは、3国の国民が「北東アジア・コミュニティー」の一員としての認識を共有することにも繋がり、それは日中韓3国の相互理解と信頼醸成を促進し、北東アジア地域の繁栄と安定にも資すると考えられます。

(4) このような観点から、特に未来を担う若い世代に積極的に交流事業に参加して頂くことが重要です。


3.内容

(1) 2002年における日中間、日韓間それぞれの二国間交流年行事と並行して、日中韓3国間でも文化交流・人的交流を促進するための様々な行事(「2002年日中韓交流カレンダー」参照)を行いました。地方自治体や企業、民間団体等が行った活動・行事についても、日中韓国民交流年事業としてふさわしいものについては外務省後援名義を付与しました。

(2) 外務省においては、2002年日中韓国民交流年の記念事業として、、「日中韓ヤングリーダーズ交流プログラム」及び「日中韓国内講演ツアー」を実施しました。また、国際交流基金は「日中韓次世代リーダーフォーラム2002」を実施しました。



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