アルジェリアにおける地震災害に対する見舞金拠出について
平成15年5月27日
- わが国政府は、5月27日(火)、アルジェリア民主人民共和国に対し、10万ドルの見舞金を拠出することを決定した。
- アルジェリアでは、日本時間22日未明、首都アルジェ東方ブメルデス県を震源に、マグニチュード6.7の地震が発生し、25日夜(日本時間26日)、同国内務省は、死者2,162名、負傷者8,965名と発表し、その他、家屋等に甚大な人的および物的被害が発生している。
- アルジェリア政府は、緊急対策本部を立ち上げ、復旧のための自助努力を行っているが、国際社会からの更なる支援を必要として、わが国政府に対して緊急援助を要請した。
- わが国としては、今回の災害による被災者に対する人道的支援の観点およびわが国とアルジェリア両国の友好関係に鑑み、拠出を決定したものである。
- なお、わが国は、今回の見舞金の拠出に加えて、22日から29日までの日程で国際緊急援助隊救助チーム61名を派遣するとともに、25日から6月7日までの日程で同医療チーム22名を派遣した。両チームは、現在同国において捜索・救助ならびに医療活動を行っており、5月23日(日本時間24日)、同救助チームは、ブメルデス県ゼンムリにおいて生存者1名を救出した。
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