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報道官会見要旨 (平成13年5月30日(水)17:00~ 於:会見室)(報道官)わが国政府は、今回のヴァジパイ・インド首相によるムシャラフ・パキスタン行政長官のインドへの招待およびムシャラフ行政長官の応諾を歓迎する。日本政府は両国政府が「ラホールの精神」の下で、対話を通じての両国間の諸問題解決のための努力を強化することを期待しており、それによって、両国および南西アジア地域における緊張の緩和と安定に向けたより好ましい環境の醸成につながることを希望するということがインドパキスタン関係についての日本政府の立場である。
海外安全週間
(報道官)毎年、今年で9年目になるが、外務省は海外安全週間というものを設けさせて頂いている。日本国民の皆様の方々に海外旅行をされる際の安全を呼びかけている。今年は来月の6月18日から24日までの1週間を海外安全週間として、いろいろなキャンペーンを行って参りたいと思う。今年はタレントの加藤晴彦さんのご協力を得て、ポスターを作った。安全週間の間に、福岡と北海道において、色々な著名な方々をお招きした上で、パネルディスカッションをやりたいと思っている。
松尾事件に係わる追加処分
(問)以前も伺ったが、改めて松尾事件に係わる16人の追加処分に関して、報道官の見解をお伺いしたい。
(報道官)それについては、昨日、一昨日の国会でも大臣がいろいろ答弁されている。従って我々事務当局としては大臣のご判断及びご指示を待つということに尽きる。
(問)先の報道官の発言を、大臣が国会の場で「職を越えている」と批判されたがどのように受け止めたか。
(報道官)前回の会見については、ご案内の通りだが、報道されていない点が1点あり、大変重要な点だが、私はあの場で政治家としての大臣の立場からお考えになっていることがあるのであろうから、今の時点ではつまびらかではないのでコメントは差し控えさせて頂きたいということははっきり申し上げたつもりだ。それを申し上げた上で、私の発言内容が職を越えているというご批判であれば、それは甘受したいと思う。
(問)16人の処分について、処分の法的根拠と処分理由をもう一度明らかにしては頂けないか。もう一度というかどういう内容だったのか全文を明らかにして頂けないか。
(報道官)それは、この間申し上げたし、官房当局からもご説明しているはずであるので、今日は法律的なことも含め、細かいことはお答えする準備をしていない。今日はお答えすることを差し控えたいと思う。
(問)この場では結構だが、紙になっているものがあったら紙で出して頂けないか。
(報道官)お出し出来るものは出していると思うが、改めて官房当局に言っておく。
(問)処分の関係は、かなり大臣の懇談とかでも最初出てきて、今の質問と関係するが、国家公務員法上の懲戒処分の話をしているのか、大臣が人事上の何か綱紀を引き締める為かは知らないが、そこの辺は非常に言葉だけで処分、処分と言ってわかりにくいが、そこの辺の整理はできないのか。
(報道官)先程も申し上げたが、本件については大臣はいろいろ答弁されているので、大臣のご判断とそれに基づくご指示を待つということに尽きると思う。
外務報道官の記者会見
(問)一部報道にもあるが、大臣が報道官の記者会見を中止しろという指示が出たという話があるようだが、ご説明をお願いする。
(報道官)このように予定通り記者会見をさせて頂いているわけで、そういうことでご理解頂きたい。
(問)結果として、外務報道官はこういった会見をされているわけだが、途中経過として、経緯としては大臣から直接、或いは間接に今日の会見を中止して欲しいとかいう趣旨の話はあったのか。
(報道官)こうやって皆さんの前に、予定通り立たさせて頂いているので、その間の経緯については、必ずしも全部承知しているわけではないので、コメントは差し控えたいと思う。
外務省改革案
(問)今月中に取りまとめることになっていた外務省の改革案だが、予定通り明日までには発表になるのか。
(報道官)今、私が聞いている段階では、明日発表できるというふうにはここに来るまでには聞いていない。ご案内のように、副大臣お二人と政務官3人の方で検討されているので、大臣と相談した上でということで、できるだけ早くということでやっているとは思うが、今申し上げたように、明日発表出来るというふうには私は聞いていない。
報道官会見要旨 (平成13年5月23日(水)17:00~ 於:会見室)(問)今まで行われていた外務委員会で、田中大臣が川島次官について、資料を見せたとか見せないとか、自分の人事を考えて責任をおしつけているとか、かなり尋常ではないものの言い方で批判をされているがどのようにお思いか。
(報道官)私も全部外務委員会の議論、勿論現場に行っていないし、フォローしていないので、今おっしゃった趣旨、どういう言い方をされたのかも含め把握していないので、この場でコメントするのはしにくい。
松尾元室長に係わる事件に対する外務省幹部の処分について
(問)大臣の答弁だが、昨日の参・予算委だが、機密費詐欺事件の処分で16人の減給、トータル890万円の返納があったが、これはいかにも少ないとおっしゃっていたが、その処分を決めた事務当局としては、大臣の批判にどう答えるのか。
(報道官)減給等の処分が行われたわけで、その処分、要するに減給になった額を計算すると確かに890万とちょっとであることは間違いない。しかし、この処分というのはそもそも国家公務員法に基づいて行われた懲戒処分であって、詐欺によって国庫に生じた損失を埋め合わせるためにそもそもやることを目的とした処分ではないとうのが一つ。もう一つは処分の度合いというか重さについては、決して我々が勝手にやったわけではなく、今までの類似案件の前例が残念ながらいくつかあるが、そういうものも参考にしながら人事院と協議をした上で決定したわけで、そういう点が基本的にあると思う。大臣があそこで何を言われようとしたのか、国民の目線に立てば、2億数千万円の詐欺が生じているのに890万円では少ないのではないかということをおっしゃったと思うが、処分そのものについての基本的な考え方は今申し上げた通りである。これは国家公務員法に基づいてとられた措置なので、当然、一事不再理という問題もあり、大臣が政治的にどういうふうなことを政治家として念頭に置いておられるかというのは、今の段階では我々にはつまびらかではないので、それについてコメントする事は控える。
(問)今の関連で、大臣が指摘されてるのは1月25日の時はあくまで5千300万円というここまでは解ったということで、その後少なくとも今まで2回起訴され、今3回目の逮捕により、それで2億という数字をだしているわけで、そうすると1月25日の時の処分はその後の捜査当局に全貌を任せると言っていた動きからして、おかしいという意味もあるのではないか。
(報道官)松尾は3度逮捕されているわけで、それをうけると2億数千万円という損害が発生している。我々が調査報告書を1月25日の段階で出して、全貌は必ずしもその時点では明らかではなかったわけで、捜査当局、司法当局に捜査をお任せしたいということを我々は申し上げたわけで、そういう前提で将来のそういう問題も含めて、国家公務員法に基づいてとった措置が皆さんもご承知の措置であったわけである。
(問)将来のとはどういうことか。わからないものに対して処分を出しているのか。
(報道官)1月25日の時点で判明した中間報告であって、それに基づいてとった措置である。同人が犯した罪をとりあえず前提でもって処分をしたわけだ。
(問)金額が変わり、容疑が変わると大臣がおっしゃっているように、新たに処分があって然るべきということか。
(報道官)そういうことではない。1月25日の我々が報告をした中間的な調査に基づいて、その段階では全貌が明らかではなかった、そういう時点でとった措置であり、今おっしゃったように将来新たなものが発生したら、また新たな処罰をするということでは勿論ない。
(問)捜査当局で新しい事実がいろいろ出てきたと、それに伴う役人の責任はあるのかないのかそのへんはどうなのか。あったらいつ決めるのか。
(報道官)我々は捜査権に基づいて、25日の段階では調査した結果を報告したのではない。当然捜査をする段階で、我々が知らなかった事実が出てくることも当然ある。しかし、我々が調査した時点でそういうものも当然出てくるかもしれないということは我々全体の念頭にあったんだと思う。そういうことでとった措置なので、新たに事実が出てきたから、またその都度、国家公務員法に基づく措置をとるということではない。
(問)それはおかしいのでは。そうすると1月25日の時に、将来何が出てくるか解らないがそこも含めて処分したということか。
(報道官)そういうことである。
(問)そうなのか。
(報道官)国家公務員法に基づいてである。
(問)それは1月25日までの事実について処分したのでは。解らないものについて処分したのか。
(報道官)1月25日の段階でわかっていたものだけでも大変なことだった。それに基づいて、それを念頭におきながら措置をとったわけである。
(問)そうすると、新たな事実がでてきたものについてはどうするのか。
(問)つまり共犯者が出てきた時に、当然新しい処分があるのでは。
(報道官)それはどうか。
(問)ないのか。共犯者が出ているかどうかは知らないが、仮に捜査の結果共犯者が出たとすれば、外務省としても新しい処分を考えざるを得ないのでは。
(報道官)共犯者が出る出ないの話は、それは今の段階では仮定の問題で、その場合どうするのかというのはお答え出来ない。
(問)3回までの逮捕のなかで、いろんな事が出ているところで、関係者が出てきているかは何も発表になってはないが、捜査が終結した段階でまた新たな処分を考えるのが普通ではないのか。
(報道官)先程から申し上げているように、1月25日の段階で我々が出来る限りの調査をして、報告をああいった形でしたわけである。だから、その時点では全貌というのは必ずしも明らかでなかったわけで、我々が調査出来る範囲内での結果を出して報告をし、従って当然25日にとった措置は、解らない部分というものも、その段階では前提になっていたわけで、そういうものも含めながら、国家公務員法に基づく措置をしたということである。
(問)念押しだが、1月25日以降に出てくる事実も含めて25日に処分したのか。そんなことはあり得るか。
(報道官)何が出てくるかわからないではないか。
(問)出てきた時点で、処分するかどうかはわからないが、それについては処分をするかしないかも含めて検討の対象になるというものではないか。1月25日に将来何が出てくるか解らない、ひょっとしたら5千300万だけかもしれないのに、それも含めて処分するという考え方はどうなのか。
(報道官)それは1月25日、それから松尾個人が逮捕された後の捜査に基づいて、刑法に基づいて処罰され、起訴され、裁判にかけられるわけで、その時点で新たな事実が出てくれば、それは松尾個人、逮捕されたものが法律に基づいて処分されるということではないか。
(問)報道官がおっしゃっている国家公務員法に基づいていることを強調されて、類似案件等も鑑みて人事院と相談してやったということを別の言葉で言うと、要するに国家公務員法に基づいて追加処分は必要ない、出来ないということか。
(報道官)基本的にそうである。
(問)処分は妥当であると、追加処分や見直しの必要はないということが、今の時点の見解か。
(報道官)妥当ということで1月25日に処置をとったわけで、その見解というのは我々事務当局としては変わっていない。
(問)要するに、全貌が明らかになっていないということを前提に言うと、今日の大臣の答弁は、単なる詐欺罪ではなくて、国民の目線から見ると、国家予算に対する横領背任のおそれがあると、従って外務省全体である意味では今後更に調査しないと全貌は明らかにならないと、その調査をした結果を外務大臣としてはつまびらかかにしたいという趣旨だったと思うが、それとの整合性でいくと調査をする意味がないということでいいのか。
(報道官)1月以来荒木委員会を含めて、省内では可能な限りの調査というのは既にやっているわけだ。
(問)今後、全貌を明らかにするための再調査は必要ないということか。
(報道官)その事件に関する限りにおいては、捜査当局の手にあるわけで、我々はその結果を待っているということだ。
(問)今後、捜査当局によりいろいろな事実が出てきて、逮捕の回数が増えようが、1月25日に処分をしたから、これ以上の処分は必要ないということか。
(報道官)大臣は政治家として、昨日のような答弁をしたわけで、具体的にどこをどういうふうにお考えになっているかは、我々も指示を受けていないし、聞いていない。ただ、法律、国家公務員法に基づく処罰は、何度も言うように1月25日にとっている。
報道官会見要旨 (平成13年5月16日(水)17:00~ 於:会見室)
ラフモノフ・タジキスタン大統領の来日について(大臣日程との関係)
(問)昼間タジキスタンの大統領の歓迎の昼食会が副大臣の主催になっているが、国家元首でありながら副大臣が主催されるという理由は何か。
(報道官)タジキスタンの大統領は14日にお見えになって、今週の金曜日に京都から東京に戻って帰国されるわけだが、これはもともとこの計画を作った段階で国会の日程が入る可能性が非常に高かったので、初めから事務当局の方で、これはむしろ大臣にお願いするよりは副大臣にお願いしといたほうが確かだということで、初めからアレンジをしていたということで、はじめから大臣がやる予定になっていて、それを変えたということではない。また、大統領ということで、できるだけハイランクのほうが良いと思うが、今申し上げたように、当初からそういうアレンジをしていたということだ。
(問)昼は確かに国会日程に関係があると思うが、夕食会ならば国会は関係ないという考え方はできないのか。
(報道官)一般的にはそういうこともあろう。
(問)その辺の判断は。
(報道官)全体の日程を見ながら事務当局が最初から相手側とも相談しながら決めている話だ。
(問)そうすると、国会のないときなどは大臣がランチョンとかディナーにでることは今後あるのか。
(報道官)それは当然、国会がない場合は相手にもよるが、事務当局としてはそういう点の可能性も含めながら相談をしていくということだと思う。
(問)そもそも、今日日程が空いた段階で、急きょ大臣主催に変えることはできなかったのか。
(報道官)それは、初めから副大臣にそういうふうにお願いしてあった。
(問)一般的な話を聞いているのだが。例えば、当日になって大臣の体が空いた場合、大臣がやるということはないか。
(報道官)それは我々が食事を主催するのとは訳が違う。急きょ空いたから当初の人を変えるということは、通常の場合考えられない。我々事務当局がお客さんをしていて、急きょ変えるということはありえるが。
(問)一般的な話として、ハイレベルの方がいいとおっしゃっていたので、副大臣がやると、それが大臣の体が空いた場合に、当日になって大臣に交代するということは、今の話だと難しいという理解でいいのか。
(報道官)初めからそういうことで何度も申し上げている通り、事務当局でそういうセットをして、そういうことでちゃんと相手も納得して了承したうえで昼食会をアレンジしたわけである。予定通りやったとということで、問題はないのではないかと思う。
(問)大臣は会う必要はないというのは、大臣の意向を聞かずに事務方で判断したということか。昼食会についてもそうだし、会談しないということについてもすべてそういうことになるのか。
(報道官)(大統領の)訪日日程を作った段階では、14日から予算委員会が始まるし、その他いろいろな委員会も含めて国会日程がはっきりしていなかったわけであるが、案を作った段階では最終的には大臣とも相談をしているということのようだ。
(問)今と同じことだが、大臣も事前に了解されていたということか。
(報道官)そういうことだ。
(問)私は出ないということを本人も了解していたということか。他の会談も含めてか。
(報道官)そうである。
(問)国会日程がはっきりしていないのは常のことでは。そうすると、先程の論理では国会中は基本的に大臣の日程は入れないという論理になるのでは。
(報道官)必ずしも一般的にはそういうことではないと思う。国会中は一切外国のお客さんとの話もしないし、食事もしないということではないと理解している。
(問)今回は特殊だったということか。
(報道官)先程も申し上げたように、衆議院予算委員会も始まり、非常に重要な国会日程なので、国会対応に万全を期したと言うことであると思う。
日ロ首脳会談
(問)日ロ首脳会談で、ロシア外務省が出した声明はすでにお聞きになったと思うが、事実認識としてどういうことでこうなっているのか。
(報道官)この間のイルクーツクの会談については、共同声明にも色々書いてあるが、1993年の東京宣言に基づいて4島の帰属に関する問題を解決する事により、平和条約を締結するうんぬんと。そのために、今後の交渉を促進することで合意をしたということなので、イルクーツク後の動きについては今のところあまりないが、合意に基づいてやっているわけなので、今度のロシア政府のコメントもこれに基づいていると理解している。
(問)森前総理大臣の発言について、否定するコメントになっているわけだが、外務省としては森前総理大臣の内容についてはどの部分がおかしくてどの部分がおかしくないと思うか。
(報道官)どの部分がおかしいとかおかしくないとかいう以前の問題として、イルクーツク会談で、具体的な交渉の中については交渉の正確上、つまびらかにできないことがあるわけで、ご理解頂きたい。
(問)もう一度確認だが、ロシア外務省の発表を日本政府として改めてコレクトであるという認識でよいのか。
(報道官)ロシア外務省の声明は、私もざっと見たが、日曜日の森前首相の意見を全面的に否定しているとかそういうものではないのでは。
(問)声明の内容については問題ないということか。
(報道官)問題がないというか、それは向こう側の認識である。
(問)それは、日本政府としても正しいという理解でいいのか。
(報道官)正しいというか、特に我々としては、いやそこはおかしいというような反論は考えていない。
アーミテージ米国務副長官との会談内容報告
(問)先程、大臣が次官に対して、アーミテージ米国務副長官との会談内容の報告をはやくあげろと言ったにもかかわらず、昨日の4時ごろになるまであがってこなかったとおっしゃっていたが、どうして報告が遅れたのか。
(報道官) 私も今日の記者懇談にはいたが、昨日の4時まであがってこなかったのが何かということについて、私も正確に理解できなかった。大臣自身もおっしゃっているように、副大臣或いは加藤外務審議官等がやった協議については、きちんと報告をしている。大臣がおっしゃっていたように次官がアーミテージ米国務副長官と昔からの知り合いで、その晩本当はご飯を食べたというより一杯ちょっと飲んだという程度の話らしいが。その中身についてどの程度シリアスな話があったのか。むしろ私の理解はちゃんとした話は今申し上げたように、今の通りやっているわけで、そんなにシリアスな話があったのかどうか私にはわからない。従って、昨日の4時の段階にきたという話が一体何なのか、私は承知していない。これも大臣御自身が言っておられるように、アーミテージ米国務副長官が来られて、日本側に話したかったことについての協議の内容は報告しているということである。
報道官会見要旨 (平成13年5月9日(水)17:30~ 於:会見室)(問)福田官房長官が昨日田中外務大臣がアーミテージ国務副長官と会わなかったことについて会った方がよかったと述べられているが、どのようにお考えか。
(報道官)先程の記者懇談で大臣自身も言っておられたように、大臣自身には用事があってやむなく、決して失礼したということだ。総理自身がお会いになったということで、それで良いのではないかと大臣はおっしゃっていた。そういうことだと思う。
人事について
(問)大臣秘書官が3人に就任されたということだが、事実か。
(報道官)私の理解はもともと2人おり、新しく1人チームに加わったのは、今日から国会で代表質問が始まり、来週から委員会も始まるので、国会6月29日までの会期の間、遺漏なきを期したいということで、特に国会関係を中心として、補佐をするという理解で一人加わったと理解している。
(問)これは大臣の意向か。
(報道官)私の承知するところ、必ずしも大臣のご意向ということではなく、事務当局として遺漏なきを期したいということだと理解している。
(問)秘書官の変更という話はあるのか。
(報道官)聞いていない。
報道官会見要旨 (平成13年5月2日(水)17:00~ 於:会見室)(問)韓国が教科書問題について、再修正を含めた対応方針をまとめて近く日本側にそれを伝達してくるという方向で作業を進めているが、それに対してはどういう対応をしていくのか。
(報道官)前も申し上げたかもしれないし、或いは他の方が申し上げたかとは思うが、事実上、我が国の今回検定を通った教科書は、検定制度を通って合格した。従って事実上この検定結果を修正するとかということは基本的には無理ではないかと考えている。
米の新しい防衛システム
(問)アメリカのブッシュ大統領が打ち出した、新しい防衛システムの導入方針だが、これについては政府は現段階でどのような評価か。
(報道官)まだ、省内の関係各課、関係省庁との詳細の分析は今のところ行ってはいない。この内容は、昨年の5月だったと思うが、アメリカの大統領選挙のキャンペーン中にブッシュ候補がこの問題で発言をしており、そのほとんど同じ内容が今回大統領の方から発表されたわけである。ご承知のように戦略核を必要なレベルまで一方的に削減をするということと、信頼できる防衛システムをつくるということが2本立になっているが、これに対しての日本政府としての正式な評価というものは、しばらく時間をおいて検討してみたいと思っている。
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