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記者会見

報道官会見記録(平成13年4月)


INDEX


・ 報道官会見記録(4月25日付)
 ・ 李鵬全人代委員長の訪日延期
 ・ 報償費の一部執行停止・外務省機能改革会議の提言
 ・ 国連人権委員会(「女性に対する暴力」決議採択)


・ 報道官会見記録(4月18日付)
 ・ 李登輝氏来日問題


・ 報道官会見記録(4月4日付)
 ・ 松尾元室長の再逮捕について
 ・ 米原潜シカゴ佐世保入港について




報道官会見要旨 (平成13年4月25日(水)17:00~ 於:会見室)

・ 李登輝氏来日問題

(問)台湾の李登輝氏前総統の訪問と関連して中国側から李鵬氏が来日を取りやめたという話があるが、外務省はどの程度承知していて、どういう見解をもっているのか。

(報道官)今日午前中に在京の中国大使館から招待主である衆議院と参議院の両院の事務当局に対して、5月の末、予定していた訪日を延期したい旨、正式に連絡があったことを承知している。延期の理由については、中国側は日中関係の現状を鑑みて近々の訪日は難しくなったとのみ述べているものと承知している。我々政府が招待申し上げている訳ではないが、今回延期をされることは非常に残念である。出来るだけ早い時期に訪日をされることを我々は期待している。

(問)李鵬氏の訪日延期に対しては、外務省としては中国側はかなり厳しい態度をとっていると受け止めているのか。

(報道官)中国政府の外交部の報道官からその関連で発言があったということは承知している。今回の李鵬委員長の訪日延期については、先程も申し上げたが、日中関係の現状に鑑み近近の訪日がむずかしくなった、と述べており、特段、今回の李登輝氏との訪日とは直接結びつけてないと思う。

(問)どういう認識なのか。関係ないのか。

(報道官)先方の説明では、触れられてないので特に我々としてそこにおっしゃったような中身をもって踏み込んで解釈を行うことはあえてしていないが、いずれにしても、李登輝前総統の訪日については、あくまで人道的な観点から訪日を認めたものであるので、これによって良好な日中両国関係の大局に大きな影響がでると言うことは我が国としては当然望んでいない。これからの新しい世紀においても、平和と発展の為の日中の友好協力パートナーシップに基づいて、幅広い分野での協力関係を一層推進して行きたいと考えており、この点についてなんら変わりはない。今度とも引き続いて中国側に説明を行い、理解を求めていく努力を行っていきたい。

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・ 報償費の一部執行停止・外務省機能改革会議の提言

(問)本日の一部報道で、外交機密費、官房機密費の半額を軸に執行停止というようなことがあったが、昨日改革会議の提言を踏まえた省議も開かれていると思うが、その点についてはどのように思っているのか

(報道官)一部報道されたことは承知しているが、報道の中身の真偽については、外務省として承知をしていない。外務省としては厳しい財政状況でもあり、報償費のあり方については国会の内外でも非常に厳しい議論があり、また世論の強い批判があったということを、厳粛に受け止めている。昨日提言をいただいたわけであるが、外務省としては今年度の外務省予算、それから、この中には当然、報償費の運用の仕方についても含められると思うが、そういう報償費等の運用の仕方についての方向性についても、昨日頂いた提言に対する外務省としての取り組み方の一環として何か打ち出していきたいというふうに考えている。

(問)今日の省議で決まったことの中身について承知したい。

(報道官)冒頭、プレスの方も中で聞いておられていたが、その後大臣から発言があると、衛藤副大臣からも、基本的に衛藤副大臣が今回外務省関係者が入らない会議、会合以外は全部でられたわけだが、衛藤副大臣自身が会議に参加をした点をふまえ、外務省員が大臣の意の通り一致団結して実行に取り組む必要があるとの強い発言があった。続いて、川島外務事務次官より、今後、自らの自浄能力を示すため、提言の実施に全力をあげて取り組んでいかなければならず、そのため、改革案の作成とそのフォロー・アップのための体制を早急に立ち上げたい旨の発言を行った。

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・ 国連人権委員会(「女性に対する暴力」決議採択)

(問)国連人権委員会で、カナダの提案で日本の従軍慰安婦問題、戦争中の女性に対する暴行に関する決議が通ったことについて、日本として何か対応を考えているのか、それとも無視なのか。どのようにお考えか。

(報道官)その決議の詳細・中身についての資料を持ちあわせていない。

(問)いや、随分前から問題になっていたので。

(報道官)問題があることはもちろん承知している。

(問)従軍慰安婦問題は長くある問題と思うがそういうことについてはどういう考えか。

(報道官)この問題については日本政府の考えがすでにでており、必要に応じ理解を求めていく以外にないと思う。

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報道官会見要旨 (平成13年4月18日(木)17:00~ 於:会見室)

・ 李登輝氏来日問題

(問)李登輝氏の入国問題だが、外務省の見解は、今回は入国は適切ではないというように報じられているが、改めて外務省の見解を教えていただきたい。

(報道官)外務省の見解というか、4時からの記者会見で総理がおっしゃっていた点はご承知だと思うが、私どももまさに総理がおっしゃったラインで現在検討中である。

(問)総理が早急に結論を出したいとおっしゃっていたが、早急の意味は外務報道官は聞いていてどのように感じられたか。

(報道官)出来るだけ早くと言うことである。

(問)森内閣でということか。

(報道官)私は、森内閣の間中に、あるいはそれ以降というような、具体的なことは特に感じとれなかった。

(問)総理がおっしゃっているようなラインでというのは人道上の見地か。

(報道官)総理がおっしゃったのは、人道上の見地を勘案しなければならないし、同時に国際的な環境等様々な要因があり、それらを総合的に勘案しながら判断したいということである。

(問)今、判断の主体は、昨日の段階で総理から再検討ということに外務省に判断を求められている状況ではないか。

(報道官)外務省に判断を求められているというより、外務省と総理、官邸との間でもって協議しながらということであると私は理解している。

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報道官会見要旨 (平成13年4月4日(水)17:00~ 於:会見室)

・ 松尾元室長の再逮捕について

(問)松尾元室長が本日再逮捕されたが、これについて何かないか。

(報道官)我々としては今後も当然、警察当局にこれまで同様の協力をして事件の全体の解明に協力して行きたい。

(問)今回、金額が今回の再逮捕の分だけで1億2000万円近くということでその辺についてはどうか。

(報道官)金額についてどうと聞かれても申し上げにくい。それは警察の方でそういうふうな捜査の結果、その金額についての容疑に基づいて再逮捕されたというふうに理解している。

(問)その再逮捕そのものについてはどうか。

(報道官)再逮捕するきちんとした捜査容疑が固まったということで、警察当局が再逮捕した訳だから我々としてはそれを厳正に受け止めて、先に言ったように今後とも努力をして行きたい。

(問)松尾元室長逮捕の時、大臣が年度始めに機密費の使い方について指針を示すとかいろいろと方針を示されていたが、そういう事について、年度始めになっているが、そういう指針というのはどういうスケジュールで示されるのか。

(報道官)おっしゃった通り年度が始まったばかりであるが。大臣が言ったことに基づいて官房を中心に検討していると思う。どのような日程、スケジュール或いは取り運び方によってそれを形でもってきちんとして行くかいう点についてはまだ具体的に私は聞いていない。

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・ 米原潜シカゴ佐世保入港について

(問)一昨日の原潜シカゴ佐世保入港の件であるが、佐世保に入って来たのは午前10時台で、外務省の発表は貼り出しがあったのは夜の10時だったが、その時間のタイムラグについて報道の責任者としてどのようにお考えか。

(報道官)確かに今指摘があったようにタイムラグが相当あるが、出来るだけこういうケースの場合には迅速に行動するというかご説明をするということが大切だと思う。

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