G20 Osaka Summit

文化行事プログラム

6月28日(金曜日)⽂化⾏事プログラム
コンセプト:⽇本の伝統と多様性

(写真)三番叟

■シーン1 ⽣命の再⽣

 演⽬:三番叟
 五穀豊穣を願い舞われてきた三番叟。⻑い冬の眠りから⼤地を⽬覚めさせ、⽣命をふるい⽴たせる舞は、前半の揉ノ段では、⾜拍⼦で農業にかかわる地固めを意味し、後半の鈴ノ段では、「⿊式尉」(こくしきじょう)という⿊い彩⾊の⽼⼈(神)の⾯をつけ、種⼦を蒔く所作で、豊作祈願の意が込められています。

 出演者:野村萬斎  重要無形⽂化財総合指定者。国内外で多数の狂⾔・能公演に参加する⼀⽅、現代劇や映画・テレビドラマの主演、舞台など古典の技法を駆使した現代に⽣きる狂⾔師として活動。東京2020オリンピック・パラリンピック開閉会式チーフ・エグゼクティブ・クリエーティブ・ディレクター。

(写真)辻井伸⾏

■シーン 2 災禍からの再生

曲⽬: 1. 花は咲く“東⽇本⼤震災⽀援曲”(作詞:岩井俊⼆、作曲:菅野よう⼦)
2. ラ・カンパネラ(フランツ・リスト作)

 出演者:辻井伸⾏  2009年6⽉に⽶国で⾏われた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールで⽇本⼈として初優勝して以来、国際的に活躍を繰り広げている。過去3度に渡りカーネギーホール、ベルリンのフィルハーモニー、ロンドンの「プロムス」等の⾳楽祭に出演。2019年も⽇欧⽶で注⽬の公演が多数予定されている。

(写真)中丸三千繪

■シーン3 心の再生

曲目:
1.O mio babbino caro /私のお⽗さん(プッチーニ作)
2.Merce、dilette amiche /ありがとう愛する友よ(ヴェルディ作)
3.Vissi dʼarte、vissi dʼamore /歌に⽣き恋に⽣き(プッチーニ作)
4.Весенниеводы、Op.14 No.11 /春の流れ(ラフマニノフ作)

 出演者:中丸三千繪  1988年第3回「ルチアーノ・パヴァロッティ・コンクール」優勝、ヨーロッパデビューを果たす。1989年「愛の妙薬」でパヴァロッティと共演しアメリカデビュー、1990年「マリア・カラス・コンクール」優勝。ミラノ・スカラ座と出演契約を結ぶ。その後多くの欧⽶各国での公演に出演し⾼い評価を得ている。

■転換演出

G20スペシャル アカネキカクダンサーズによる演出

■その他(カクテル会場~ファミリーフォト)演出

西島諄、井上朋美による太鼓演奏