(イ) |
アジア及び欧州における経済統合の議題の下では、FTAを含む経済連携の強化が、WTOと中心とする多角的貿易体制を補完し、更なる貿易自由化や経済活性化を推進する等の観点から有益と認識している旨など述べた。 |
(ロ) |
WTOの議題の下では、市場アクセスの改善とルールの強化をバランスよく実現することで自由貿易体制を強化し、世界経済のWTOへの統合を高めなくてはならないとの大きな方向性を示す前向きなメッセージを送るべき旨など述べた。
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(ハ) |
投資促進行動計画の議題の下では、これまで投資専門家会合(IEG)を中心に実施してきた施策を高く評価するとともに、新たに投資促進に関するコンタクト・ポイント(ICP)をASEM各国に設けることなどを含む新たなマンデートへの支持を表明するなどの発言を行った。 |
(ニ) |
タスクフォースの議題の下では、タスクフォースが貿易、投資、金融等につき幅広い議論を進めること、9月に東京で開催される第2回会合が充実したものとなること、また、明年ハノイで開催される第5回首脳会合で今後のASEMの進むべき方向性を考える上で有益な最終報告が作成されることを期待している旨など述べた。
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