赤十字国際委員会(ICRC)によるアフガニスタン地域総合医療支援
(緒方イニシアティブ・フェーズ2)
平成14年10月
1.概要
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事業目的
カンダハール、ジャララバード、マザリシャリフに所在する病院に対する医療品及び医療機材等の配布。
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総額:452,718ドル
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期間:2002年11月から12月まで(計2カ月)
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2.事業内容
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アフガニスタン各地の医療事情は劣悪であることから上述地域の病院に対してICRCが行う医療活動への支援を行う。これら病院を通して合計約20万人の裨益者に対して医薬品(消毒薬、抗生物質、鎮痛剤等の各種薬品)を配布すると共に、診断・治療に要する医療機材(注射針、包帯等)を供与する。また、病院に設置されている自家発電機への燃料を支援することで、病院運営も側面的に支援する。
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これらの病院の運営主体はアフガン政府公衆衛生省(MPH)であり、ICRCはMPHの許可を得て、これら病院の支援を行っている。また、薬も治療もいずれも無償で供与している。
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