イラク復興支援経済協力事業について
平成17年1月13日
- わが国政府は、イラク復興支援の一環として、昨年12月28日(火)に新たな直接支援4プロジェクトの実施を決定しているが、このうち、ムサンナー県プライマリー・ヘルス・センター整備計画(ムサンナー県保健局に対し約8億6,600万円を供与)およびサマーワ市ゴミ処理機材供与計画(サマーワ市民生局に対し約6億5,800万円を供与)のための書簡の交換が、本1月13日(木)、16:00(日本時間)に、陸上自衛隊宿営地において、わが方小林弘裕外務省サマーワ事務所長とファーレフ・アブドゥル・ハッサン・スカル・ムサンナー県保健局長およびエマド・モハメド・アリ・サマーワ市民生局長との間で行われた。
- ムサンナー県プライマリー・ヘルス・センター整備計画においては、ムサンナー県の保健医療水準の向上を図るため、ムサンナー県保健局に対し、県内に所在する32箇所のプライマリー・ヘルス・センターに対し医療機材等の購入のために必要な資金を供与する。また、サマーワ市ゴミ処理機材供与計画においては、サマーワ市に対し、ゴミ収集車、ゴミ用コンテナ等のゴミ収集用機材を購入するために必要な資金を供与するものである。
- 今回のプロジェクトの実施により、ムサンナー県内の保健医療水準の向上およびサマーワ市のゴミ問題と衛生問題の改善に資することが期待される。
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