技術協力に関する日本国政府とモーリシャス共和国政府との間の協定の署名について
平成17年1月12日
- 「技術協力に関する日本国政府とモーリシャス共和国政府との間の協定」(日・モーリシャス技術協力協定)の署名は、1月12日(水)、ポートルイスにおいて、わが方吉原修駐モーリシャス共和国大使(マダガスカルにて兼轄)と先方プラビン・クマル・ジュグノート副首相兼財政・経済開発大臣(Pravind Kumar JUGNAUTH, Deputy Prime Minister, Minister of Finance and Economic Development)との間で行われた。なお、同署名式には、小島嶼開発途上国(SIDS)国際会議に出席するためモーリシャスを訪問中の川口順子総理大臣補佐官が臨席した。
- この協定は、わが国専門家、シニア海外ボランティアおよび調査団のモーリシャス共和国への派遣、同国研修員の受入れ等の技術協力の実施に当たって、モーリシャス共和国政府のとるべき措置等を包括的に定めたものである。
- この協定の締結により、これまで技術協力の個々の案件毎にモーリシャス共和国政府に求めていたわが国関係者に対する特権、免除および便宜の供与が包括的に定められることになり、同国におけるわが国の技術協力がより円滑に実施され、モーリシャス共和国の経済・社会開発に一層貢献することが期待される。
- 今回のモーリシャス共和国との技術協力協定は、わが国が1970年に初めてブラジルとの間で同趣旨の協定を締結して以来、35件目となるものである。なお、わが国のモーリシャス共和国に対する技術協力は、2003年度(JICA実績ベース)の実績額においてサブ・サハラ・アフリカ47ヵ国中第19位となっている。
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