世界食糧計画(WFP)を通じた食糧援助について
平成16年9月14日
- わが国政府は、世界食糧計画(WFP)を通じ、12億5、000万円の食糧援助を行うこととし、このための書簡の交換が、日本時間9月14日(火)、ローマにおいて、わが方松原亘子駐イタリア国大使と先方ジャン-ジャック・グレイスWFP上級事務局次長(Mr. Jean - Jacques Graisse, Senior Deputy Executive Director)との間で行われた。
今回の食糧援助の内訳(カッコ内は供与額)。
(1)バングラデシュ被災民 (5億5,000万円)
(2)ケニア被災民 (2億円)
(3)ウガンダ被災民 (2億円)
(4)ハイチ被災民 (3億円)
- 今回の支援の対象となる4カ国地域においては、紛争、洪水、干ばつ等により深刻な食糧不足に見舞われており、WFPより国際社会に対し緊急アピールが発出されたことを受けて、わが国としては、人道的見地より、WFPを通じ、米等の穀物を購入するための資金を供与することとしたものである。
- 今回の食糧援助により、各地域の食糧不足が緩和されることが期待される。
|