在ハイチ日本国大使館の一時閉鎖措置の解除について
平成16年4月12日
- 外務省は、ハイチ共和国の治安状況の改善や在ハイチ大使館員による現地情勢の調査結果等を総合的に判断し、4月12日(月)付けをもって、在ハイチ大使館の一時閉鎖措置を解除し、業務を再開することとした。
- ハイチ共和国では、反政府武装勢力による地方主要都市の占拠、ジャン・ベルトラン・アリスティッド大統領(当時)の国外脱出等を背景に治安状況が著しく悪化したことを受け、2月23日、在留邦人に退避を勧告した。また、2月26日以降在ハイチ大使館を一時的に閉鎖し、同大使館員は、一時退避先の隣国ドミニカ共和国のわが方大使館においてハイチ関連の業務を遂行してきた。
- その後国連安保理決議の下での多国籍軍の展開等国際社会の支援を背景に、ハイチ共和国においては、暫定内閣の発足等、政情安定化に向けての動きが現在進行中であり、治安状況についても改善の方向にある。
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