イラクのサマーワにおける給水車両の贈呈式の実施について
平成16年3月10日
- わが国の草の根・人間の安全保障無償資金協力によりムサンナー県水道局に対して供与される給水車両12台のムサンナー県水道局に対する贈呈式は、3月10日(水)21時(現地時間15時)より約1時間、サマーワのムサンナー県知事庁舎にて行われた。
- この贈呈式は、オランダ軍が提供する給水車10台との共同贈呈式であり、イラク側よりムサンナー県知事、ムサンナー県水道局長、同局職員、わが国より外務省サマーワ事務所および陸上自衛隊関係者、その他オランダ軍関係者がそれぞれ出席した。
- わが国が供与する給水車12台(10,000リットルクラス8台、9,000リットルクラス4台)は総計約116トンの水を運ぶことが可能である。ムサンナー県水道局が、自衛隊による浄水活動(1日約70トン)と連携してこれらの給水車を活用することが期待されており、ムサンナー県の中心都市サマーワ市および近郊の住民約20万人に衛生上安全な水が供給される予定である。
(参考)わが国は、本年2月9日(月)、イラク南部のムサンナー県水道局に対し、ムサンナー県の給水事情改善のために給水車両12台を供与することを目的として、総額約80万3千ドル(約8,500万円)の草の根・人間の安全保障無償資金協力をムサンナー県水道局に供与することを決定した旨発表した。
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