グアテマラ共和国大統領就任式典への特派大使の派遣について
平成16年1月9日
- わが国政府は、1月14日(水)にグアテマラ共和国の首都グアテマラシティーで行われるオスカル・ベルシェ・グアテマラ共和国大統領就任式典に森山眞弓(もりやま・まゆみ)衆議院議員を特派大使として派遣することとした。
- わが国はグアテマラに対する主要援助国の1つであり、1996年より開始された「和平プロセス」の進展および同国の民主主義の定着への自助努力を支援している。また、グアテマラはわが国を含むアジア・太平洋地域との関係強化に尽力しており、ポルティージョ大統領を含め多くの要人が訪日している。
このような中、二国間関係を今後益々発展させるため、今回の式典に特派大使を派遣することとしたものである。
(参考)
- グアテマラ共和国(首都:グアテマラシティ)
位置:中米地域の北部に位置し、メキシコと国境を接する。
面積:10万8,889平方キロメートル(中米地域最大)
人口:1,188万人(中米地域最大、先住民が約半分を占める。)
一人あたりのGDP(国内総生産):1,937ドル(2002年)
- 対グアテマラ選挙協力
わが国は、今回のグアテマラの大統領選挙(第1回投票および決選投票)において、延べ9名の選挙監視要員を派遣し、米州機構(OAS)との協力の下、グアテマラ各地で選挙監視活動を行った他、選挙監視を行うOASに対する約9万ドル(約1,100万円)の緊急無償資金協力、2件の草の根・人間の安全保障無償資金協力(最高選挙裁判所(TSE)に対する「マヤ先住民に対する選挙情報普及計画」(約1,000万円)および国際NGO(非政府組織)であるリゴベルタ・メンチュー・トゥム財団に対する「自覚ある投票のための市民キャンペーン計画」(約530万円))を実施している。
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