「国連持続可能な開発のための教育の10年」に関する決議案の国連総会における採択について
平成15年12月24日
- 日本時間12月24日(ニューヨーク時間12月23日)、現在開会中の第58回国連総会本会議において、わが国が提案した「国連持続可能な開発のための教育の10年」に関する決議案が採択された。
- このわが国の提案には、44ヵ国が共同提案国(南アフリカ共和国、ブラジル、エジプト、韓国等)として参加し、第2委員会での採択後、本会議にて全会一致により採択された。
- この決議案は、昨年の第57回国連総会において、わが国が提案し、全会一致で採択された「国連持続可能な開発のための教育の10年」の決議をさらに強化するものである。
- 今後は決議を受けて、主な推進役となる国際機関であるユネスコは詳細な国際実施計画を策定し、各国政府は2005年までに「持続可能な開発のための教育」をそれぞれの教育戦略・教育プログラムに盛り込むことを検討する他、市民社会との協力等を通じ「国連持続可能な開発のための教育」の実施を促進することとなる。
- わが国は、この決議の提案国として、国際社会において「持続可能な開発のための教育」を推進するために引き続き積極的に取り組んでいきたい。
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国際社会協力部 地球環境課 |
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