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報道発表


ジャパン・プラットフォーム(JPF)によるイラク対応について


平成15年12月11日


  1. 緊急人道支援組織であるジャパン・プラットフォーム(JPF)は、冬季に入ったものの依然として水、電気、医療等の基本的サービスが十分提供されていないイラク国内の緊急支援ニーズに応えるため、第3次イラク支援事業を実施することを、12月11日(木)、決定した。

    (1) ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)による「イラク北部地域における病院等応急修復及び国内避難民の越冬支援」(約2億2,000万円)

     ニネヴェ県、エルビル県、ドホーク県、ディヤーラ県、タミーム県、スレイマーニーヤ県の事業地域において、約60万人の住民を対象に、病棟、診療所の改修、医療機材提供、医薬品の提供、給水施設の改修を行うとともに、越冬支援として巡回医療支援、暖房器具、燃料、毛布、子供用衣類の配給を行う。

    (2) JENによる「バグダッド市内小学校の水・衛生設備等応急修復支援」(約8,000万円)

     バグダッド市内2地区(ドゥーラ地区、ザフラーニーヤ地区)の小学校10校(総生徒数は1万人弱)において、トイレ、下水施設、上水道を修復し、子供たちが衛生的な環境で学習できるようにする。また、子供たちに危害が及ばないように破損した窓枠や電気配線などの修復も行う。

  2. この事業の実施にあたっては、現地の治安情勢を踏まえ、当面邦人スタッフは当該地域に立ち入ることなく、ヨルダンのアンマン等の近隣地域から現地スタッフを指導することにより実施することとしている。

    (参考)JPFはNGO(非政府組織)、経済界および政府の連携により設立された組織であり、イラク対応として以下の支援活動を実施している。

    (1) 第1次イラク支援
     ヨルダン国境地帯における緊急医療支援(I)(合同チーム)
     クルド人自治区における医療支援(PWJ)

    (2) 第2次イラク支援
     ヨルダン国境地帯における緊急医療支援(II)(合同チーム)
     バグダッド及びモースル地域における病院の応急修復(PWJ)
     モースル地域の国内避難民への生活必需品の配給(ワールド・ビジョン・ジャパン)


・ 経済協力局 民間援助支援室


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