第1回「2005年日本国際博覧会陳列区域政府代表会議」の開催について
平成15年11月19日
- 第1回「2005年日本国際博覧会(「愛・地球博」)陳列区域政府代表会議」が、11月18日(火)、19日(水)の両日、名古屋にて、渡辺泰造2005年日本国際博覧会政府代表の主催により開催された。
- この会議には、愛・地球博に公式参加を表明した国及び国際機関のうち、95か国及び5国際機関からの陳列区域政府代表36名を始め関係者など約280名が出席した。日本からは外務省、経済産業省及び同博覧会の開催者である(財)2005年日本国際博覧会協会から関係者がそれぞれ出席した。博覧会国際事務局(BIE)からはヴィセンテ・ゴンサレス・ロセルタレス事務局長が出席した。
- この会議においては、開催国であるわが国より、「愛・地球博」の全体計画、準備状況、運営基本方針、開発途上国への支援、ナショナルデーの開催等公式参加者の催事などについて説明した他、商業活動や保険、通関手続き等についての技術的説明を行い、各国の陳列区域政府代表との間で、有意義な意見交換が行われた。
17日の博覧会協会主催の歓迎レセプションには、「一市町村一国フレンドシップ事業」の組み合わせに基づき、各参加国とともに愛知県内の市町村の代表者も参加した。18日の政府主催のレセプションには、吉田幸弘外務大臣政務官、江田康幸経済産業大臣政務官及び荒木清寛21世紀万国博覧会推進議員連盟副会長が出席した。19日午後には、現在建設が進んでいる同博覧会の主会場(長久手会場)の視察が行われた。
- また、フランスのベルナルド・テスチュー氏が陳列区域政府代表団の議長に選出され、運営委員会の議長を兼任することとなった。(参考:運営委員会とは陳列区域政府代表団を代表して博覧会の運営にかかわる問題を検討し、一般規則、特別規則が正しく適用されることを確保する組織である。)
- なお、この会議の開催中(18日)に、在京米国大使館より、米国として日本政府よりの「愛・地球博」参加への招待を受け入れる旨のプレス・リリースが出された。その結果、「愛・地球博」の公式参加表明国は、122か国(日本を含む)及び8国際機関となる。
- なお、次回(第2回)「2005年日本国際博覧会陳列区域政府代表会議」は明年10月上旬に名古屋にて開催されることが決定された。
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