重症急性呼吸器症候群(SARS)対策支援について
平成15年5月14日
- わが国政府は、5月14日(水)、インドネシアにおける重症急性呼吸器症候群(SARS)対策を支援するため、同国に対し、国際協力事業団(JICA)を通じた医療機材等(総額約3,000万円(輸送費等込))の供与を決定した。
- 供与される機材品目
(1)防護装備(防護スーツ、マスク、呼吸器システム等)
(2)基礎的な検査室用機材(高圧蒸気滅菌器、小型遠心機、小型感染性汚染物用容器等)
(3)検体血液採取用機材(アルコール脱脂綿、真空採血管、注射器等)
(4)検体保存・運搬用機材(感染性物質用運搬箱、検体運搬用容器、保冷箱、小型液体窒素保存タンク他)
(5)医薬品(タミフル)
(6)その他(基礎的緊急キット、抗菌性石鹸、体温計等)
- わが国は、4月28日(月)に中国を始めとする7ヵ国に対して、SARS対策支援のため、JICAによる医療機材等の供与を決定したが、SARSによる影響の懸念されるインドネシアからも要請を受け、今回の支援を行うこととしたものである。
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