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報道官会見記録 (平成13年10月31日(水)17:00~ 於:会見室)(報道官)ODAの評価というものをわれわれは非常に力を入れてやっているが、そのODAに関する東京ワークショップというものを、11月7日、8日の両日、東京の外務省で開催することとした。このワークショップには、アジアから13カ国の援助関係政府機関の大臣、次官クラスをお招きして、さらにアジア開発銀行や世銀、UNDAP等の代表も呼んで、わが国の関係者との間で、基本的には日本のODAをより効果的、効率的にするという目的の下で、特に評価問題を中心にワークショップを行う。
「シンポジウム・アフリカ2001」の開催
(報道官)ご承知のように、今年1月森前総理がアフリカを訪問されたが、その際にわが国とアフリカ諸国との間の「心と心の交流計画」を打ち出した。その一環として、11月3日に東京で、10日に大阪で、今度はアフリカから11名の芸術家、美術館・劇場関係者等を招待し、日本の関係者との間で「シンポジウム・アフリカ2001」を開催することとしている。アフリカの現代美術と文化について議論をしようというものである。一般の方の参加も広くお願いし、期待する。
アフガニスタンにおける取材活動
(報道官)アフガニスタンでの取材活動について1つお願いを申し上げたいと思う。ご承知のように、アフガニスタンについては危険度5の退避勧告の対象地域としているが、こういう状況の中で、日本の報道関係者1名がタリバン支配地域のカンダハルに入域されたことが確認された。われわれは、従来から文書で3度にわたって、自分と領事移住部長の連名で各社に対して注意喚起をしてきたが、今回危険地域に1名入られたということもあり、改めてこの場でわれわれの懸念をお伝えし、すでに入られた記者については早急に適切な対応をお願いしたいと思う。また、その他の関係者においても、できるだけ差し控えていただきたいということを、この場を借りてお願いする。
(問)ダイゲンさんという日本人の方のその後の状況については如何か。
(報道官)29日に(沼田)駐パキスタン大使がザイーフ駐パキスタン・タリバン「大使」と会った際のことはすでにご報告していると思うが、その後は特に進展はない。
外務省人事(田中大臣の政務秘書官、人事課長の処遇)
(問)田中大臣の事実上の秘書官がいるという話について、外務省としてどのように把握していらっしゃるか。
(報道官)2名そういう方がおられるということは承知している。従来、大臣の政務秘書の方1名、枠は1名しかないそうであるが、これについては政務秘書官ということで発令行為をとって、仕事をしていただいているというのが通常の例である。今回もそういう方向で、どなたか1名については政務秘書官という形で正式に発令した方がいいだろうと、われわれは従来からお願いをしており、今後ともそういう方向でお願いしていきたいと思っている。
(問)現段階での問題点をどのように把握していらっしゃるか。
(報道官)現段階では、特に守秘義務に抵触するようなことをやっているというふうには、われわれは理解していない。ただ、今後のこともあるので、今申し上げたようなラインでお願いをしていきたいと考えている。
(問)お願いというのはいつ頃からされていたのか。
(報道官)来られたのが9月に入ってからだったと思うので、その時点である。
(問)今日までまだ政務秘書官として任命できないというのは、どのような事情があるのか。
(報道官)お願いをしているわけであり、今のところまだそれに対するお答え、結論が出ていないということである。
(問)大臣から何のお返事もないということであるか。
(報道官)何も返事がないと言うか、そういう結論には至っていないということである。
(問)2名ということか。
(報道官)今おられるのは2名である。政務秘書官というのは定員の枠があり、それは1名である。
(問)昨日、田中大臣が「手作り辞令」を出されているが、その扱いはどうなるのか。
(報道官)それは書式に則ってないと自分は理解している。誰を発令するのであっても、きちんとした書式があるので、それに則って人事行為をするということである。
(問)先日来、人事についていろいろ騒ぎがあるようであるが、大臣のおっしゃることと幹部の方の話が食い違っているが、これについての外務省の見解を伺いたい。
(報道官)食い違っているというのは。
(問)人事課長の処遇について、大臣は「異動させなさい」とおっしゃっており、幹部の方は「それをしない」とおっしゃっている。これについてはどうであるか。
(報道官)今申し上げたように、人事課長にしろ、誰にしろ、発令をする場合には、関係者が書式に則って決裁行為をするという手続は当然である。それが一般論であり、したがって、今回の件についても、そういう書式に基づいて行うということであると思う。
園遊会の出欠
(問)個人的なことで申し訳ないが、明日、報道官は園遊会に行かれるのか。
(報道官)確かに自分も招待状をいただいていたが、都合がつかなくなったので、自分は明日欠席させていただく。
報道官会見記録 (平成13年10月17日(水)17:00~ 於:会見室)(報道官)来月17日にコソボ全土にわたる選挙が実施される予定であるが、この選挙の実施に際して、日本として国際平和協力法に基づき、11月中旬から下旬の間に、選挙監視要員及び連絡調整のための要員を派遣する方向で所要の準備を進めて参ることとした。この件については先程4時の官房長官の記者会見でも発表させていただいたが、これから申し上げることは新しい点である。選挙は国連コソボ暫定行政ミッション(UNMIK)の下で実施され、実施に際しては欧州安全保障協力機構(OSCE)がその任務に当たるが、選挙の実施に当たる事務局に対して、外務省設置法に基づき、今月下旬から選挙が終わるまでを目処に専門家2名を派遣することとした。この2名の専門家の方は、バルカン地域に知見を有する専門家である。さらに、この人的貢献に加えて、財政的支援として、UNMIKに対して国連の人間の安全保障基金を通じて、約27万ドル(約3250万円)を拠出した。
駐米大使の交代時期
(問)柳井駐米大使と加藤大使の交代時期はいつ頃と認識されているか。
(報道官)自分が承知している限りでは、今月27日に帰朝するということで願いが出され、それに対して許可が出されているということである。引き継ぎは、恐らく現地で行われるのではないかと思う。
炭疸菌問題
(問)今日各省庁で正体不明の白い粉の騒ぎがあったが、外務省は如何か。
(報道官)それはわれわれも聞いており、今省内で官房総務課を中心に全部調べている。確認中なので、判明次第、皆様にご報告する。
(問)炭疸菌かどうかは別として、変な郵便物が確認されたのか。
(報道官)それを含めて確認中なので、わかり次第発表させていただく。
アフガニスタンの和平と復興(米国側との交渉)
(問)柳井大使が現地の記者会見で、いわゆるポスト・タリバン、アフガンの和平と復興についてすでに米国側と交渉を始めたと述べている。柳井大使の言い方だと、現地では現地の大使館と国務省でやっており、東京では米国大使館と外務省でやっているということであるが、事実関係と進捗状況を伺いたい。
(報道官)交渉と言うよりは意見交換と言った方がいいかもしれないが、今何か具体的な意見に基づいてどうする、という意味での交渉が行われているわけではないと承知している。いろいろな問題が並行しており、情報交換も含めて議論されており、これはワシントンでも東京でもやっている。それから、まだ調整中ではあるが、できるだけ早く担当局長をワシントンに派遣をしたいと考えている。
(問)担当局長とは北米局長であるか。
(報道官)アフガニスタンに関することなので、中東アフリカ局長である。
報道官会見記録 (平成13年10月10日(水)17:00~ 於:会見室)(問)来週のAPECの外相会議に関し、現在のところ大臣の出席の予定はどうか。
(報道官)今のところまだ最終的に決まっていない。
(問)国会日程が優先されるのか。
(報道官)その辺も含めて今検討している。
米同時多発テロ
(問)アフガンに空爆が始まった日の深夜というか、未明の各閣僚の官邸への召集だが、官邸に大臣が入られた時に、要するに、自分で車を運転してきたという趣旨のことを発言されているが、これはオンカメラで残っている。しかし、いくら何でも危機管理上、自身が車を運転されるというのは、テロの対象人物である訳であるから、ちょっと軽軽というか慎重さが足りないんじゃないかという批判があるが、これに対してどうか。
(報道官)その時の事情を、今おっしゃったようにカメラにも残っているということなので、御自分で運転して行ったのだと思うが、その辺の御自分の周りに緊急に運転をして駆けつけられるだけの人がいなかったのかどうか分からないが、詳細な経緯を承知していないので、今私の方からコメントは致しかねる。
(問)今朝のニューヨーク・タイムズによると、次の米の攻撃目標は、インドネシア、マレーシア、フィリピンの原理主義者だということを伝えているが、そのような話は入っているか。
(報道官)インドネシアでは、御承知のように、イスラム教の若い人達がジャカルタで或いはマカッサル、前のウジュンパンダンで、我が方の総領事館にも来たということは報道でも伝わっているし事実その通りであるが、今言われたような形で次の事件はそこで起きるというような情報は、特に我々承知していない。
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