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国際法模擬裁判「2004年アジア・カップ」
結果と概要
2004年9月
8月28日と29日の両日、外務省の主催により、国際法模擬裁判「2004年アジア・カップ」が開催されました。
この模擬裁判は架空の国家間の係争を題材とする模擬法廷です。国内予選で上位に入賞した日本人学生チームと、アジア諸国から来日する学生のチームが、それぞれ原告、被告に扮し、弁論を行いました。
今年は、わが国が国際人道法の主要な条約である戦争犠牲者の保護に関するジュネーヴ諸条約に加入して半世紀を経たこと、また、6月にジュネーヴ諸条約第一および第二追加議定書の締結について国会の承認が得られたことから、国際人道法に関する係争をテーマとして開催しました。
この模擬裁判の開催により、国際法を学ぶ学生の能力支援、国際法に関する理解の増進などの点で大きな成果を得ることができました。このような機会が、国内やアジア諸国で少しでも多くの方に国際人権・人道法に関心を持っていただくことにつながることを期待しています。
模擬裁判終了後、学生は都内視察（国会、最高裁判所など）を通じて国際交流を深め、特に海外の学生にとっては日本に対する理解を深める機会ともなりました。
学生からは、本模擬裁判開催により国際人権・人道法を深く学習する機会となった、各国からの参加者と親睦を深めることができたなどの声を頂くことができました。
模擬裁判上位入賞者・チームは以下のとおりです。
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総合順位
優勝 シンガポール大学
準優勝 インドネシア大学
第3位 京都大学 |
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優秀弁論者賞
第1位 Ms. Gitta Satryani Juwita （シンガポール大学）
第2位 Ms. Joan De Venecia （フィリピン大学）
第3位 Ms. Maria Jennifer Barreto （フィリピン大学）
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優秀書面賞
第1位 フィリピン大学
第2位 パラヒャガン大学（インドネシア）
第3位 インドネシア大学
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（注）優勝には外務大臣賞、準優勝には外務大臣名による準優勝賞を授与。
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（参考）
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