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谷川外務副大臣演説
駐日ラオス大使主催
日本ラオス外交関係樹立50周年記念レセプション 谷川外務副大臣スピーチ 平成17年3月4日
秋篠宮同妃両殿下、 本日、皆様と共に、日本とラオスの外交関係樹立50周年をお祝いできますことを心より喜ばしく思います。 この半世紀間、日本とラオスは同じアジアに位置する国として、常に友好関係を発展させて参りました。特に、本日御臨席頂いております秋篠宮同妃両殿下におかれましては、1999年に皇族として初めてラオスを公式御訪問され、また、秋篠宮殿下は2001年に鶏の御研究のためにラオスに御滞在されたと伺っております。両殿下の御訪問の際には、カムタイ大統領を始め、ラオス政府及び国民の皆様方より大変盛大な歓迎を頂き、また、両殿下におかれても、ラオス国民の方々と近しく親善を深められたことは、両国間の友好関係の歴史の上で画期的なことでありました。 メコン河に抱かれた美しい国土を持つラオスでは49ともいわれる多くの民族が共存しており、また、我が国とラオスは仏教という共通の基盤を有しております。ラオスの首都ビエンチャンや古都ルアンパバーンでは、毎朝黄色の袈裟を着た修行僧が托鉢に出かけ、多くの在家の善男善女が布施を行い善徳を積まれていると伺っております。実は私は外務副大臣、参議院議員であると同時に、仏教僧でもあり、そのような縁でラオスという国に大変な親しみを感じております。 ラオスは1965年に我が国が初めて青年海外協力隊を派遣した国であり、以来、多くの日本の若者がラオスで活動を続けております。また、日本国内の各県に設立された友好協会やNGOを通じ多くの市民や学生の方々がラオスとの交流にとりくんでおります。政府間や議員間の交流とともに、このような民間レベルでの交流が続き、両国間の友好がますます拡大することを希望いたしております。 本年は愛知県の名古屋において、在名古屋ラオス名誉領事館が開設され、また今月、「愛・地球博」が開幕します。ラオスからは「愛・地球博」への参加を早期に決定頂き感謝申し上げます。また、本日のレセプションにラオスより御出席頂いたスリヴォン商業大臣は、昨日と本日「ラオス・ビジネス・フォーラム講演会」においてASEAN経済統合やメコン地域開発につき日本側の関係者と親しく意見交換されたと伺っています。これらの取り組みを通じ、日本とラオスの間で、民間の経済関係の活性化も含め、多くの分野で交流が盛んになり、小泉総理が提唱している「共に歩み、共に進む」パートナーとしての関係を更に発展させていくことを願っております。 終わりに、この外交関係50周年を新たな出発点として、将来に亘り両国の友好関係がさらに深まりゆくことを祈念して、本日のレセプションの挨拶とさせて頂きます。 |
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