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河井外務大臣政務官演説
第1回日米都市サミットにおける町村外務大臣祝辞
(河井政務官による代読) 秋葉市長、浅尾市議会議長、アルマゾフ総領事ならびにご列席の皆様。第1回日米都市サミットの開催に際し、一言お祝いの言葉を申しあげます。 日米関係は、今年、1854年の日米和親条約調印より数えて150周年の節目を迎えました。今日、日本と米国は、基本的人権の尊重、民主主義及び市場経済の促進といった価値観をともに有する同盟国として、政治、安全保障、経済の各分野はもちろん、文化、教育などの社会問題、さらに草の根レベルにおいても、たいへん良好な二国間関係を築いています。両国間の交流は、年間400万人の日本人と70万人のアメリカ人が、太平洋をわたりお互いに訪れ、両国間の姉妹都市交流も、現在、443件に上っています。 このように良好で緊密な日米関係は、両国国民が、たゆまない交流を通じて、お互いに理解を深め、更にそれぞれの持つ知恵や資源を両国の繁栄だけではなく、世界のために如何に役立てていくかを長年考えてきた結果だと考えます。今日、ここに開かれます「第1回日米都市サミット」では、主催都市の広島市をはじめ、日米両国の友好関係を長い間支えてこられた各都市の市長や代表の方々が集まり、地域社会の構築、IT社会における地方行政、環境と都市の持続可能な発展等、都市の将来にとって共通の課題について活発な議論が行われるもののと伺っています。ご出席の皆様方それぞれがお持ちの貴重なご経験をもとに、このサミットにおいて、さまざまなアイデアが生まれてくることを期待しております。また、このような相互の理解や知識の共有により、日米関係はさらに強化されるものと確信しています。 最後になりましたが、本サミット開催にむけ努力されてこられた広島市ならびに日米両国の参加都市の関係者に対して、心からの敬意を表し、本サミットの成功をお祈りし、私の挨拶といたします。 平成16年11月17日
外務大臣
![]() 以上が町村外務大臣の祝辞ですが、私自身からもごく手短にお祝いの言葉を申し上げます。実は、先週私はニューヨークのグラウンド・ゼロを訪れました。現場に立って感じたことは、憎悪と暴力の連鎖から未来は生まれないということです。このサミットの基調テーマ「都市の持続可能な発展」は、人類の平和があってはじめて実現できることです。テロをはじめとするさまざまな脅威に世界がさらされているいま、世界平和を強く唱え続けてきた広島市においてこの会議を米国の友人とともに開催されることは、本当に素晴らしい企画であると考えます。広島出身者である私個人からも会の成功をお祈りします。 平成16年11月17日
外務大臣政務官 河井 克行
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