(イ) |
障害のある人々による社会参加を促進することは、「社会統合」の重要な側面であり、それは結局、社会開発を持続可能なものとします。
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(ロ) |
日本政府は、「アジア太平洋障害者の十年」以前もまたその開始以来、国の内外で、障害のある方々の福祉を推進してきました。その一環として、我が国は、本年10月に、西日本に位置する滋賀県大津市にて(ESCAPの)「アジア太平洋障害者の十年」最終年ハイレベル政府間会合をホストします。また、その直前に、第6回障害者インターナショナル(DPI)世界会議札幌大会、「アジア太平洋障害者の十年」推進キャンペーン大阪会議、及び第12回リハビリテーション・インターナショナル(RI)アジア太平洋地域会議も日本で開催されます。
私は、多くの代表に、これらの会議にぜひ参加していただきたいと思います。また、これら一連の会議の連携が実を結ぶことを期待します。
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(ハ) |
また我が国は、思うように推進できなかった分野に引き続き取り組むため、「十年」の延長を提案する決議案を今次総会に提出しています。私は、皆様のご理解・ご協力の下、本決議案が全会一致で採択されることを望む次第です。
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(ニ) |
さらに我が国は、今次「十年」の成果として、広くアジア太平洋諸国の障害者のため、「アジア太平洋障害者センター」を2004年を目標にこのバンコクに設立すべく様々な支援を進めてきています。
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