1. |
二国間関係
先方より、ブレア首相がいずれ訪日することを希望する旨述べた。また、サッカーW杯における日本の警察当局の尽力に感謝する旨述べた。
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2. |
中東和平
現状は深刻であるとの認識で一致した。また、パレスチナ自治政府の改革の必要性及びイスラエルへの働きかけの重要性につき双方で認識が一致した。
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3. |
インド・パキスタン
ストロー大臣が19日にインド、20日にパキスタンを訪問することもあり、引き続き両国へ働きかけていくことを両大臣で確認した。印「パ」間の緊張は低くなったが、やや手詰まりであること、今後更なる信頼醸成措置を講じ、いつの日か然るべき時期には両当事者の直接対話が行われるべきであることで認識が一致した。
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4. |
アフガニスタン
日英合同セミナーの開催について合意した。2002年1月の東京でのアフガニスタン復興支援会議のフォローアップも必要であるとの認識で一致した。先方より、日本によるアフガニスタンにおけるDDR(武装解除、動員解除、社会復帰)に関心がある旨述べた。これに対し、当方より、今後緊密に連絡を取り、協力していきたい旨述べた。
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5. |
イラク
当方より、日本としては平和的手段による解決が第一である旨述べた。これに対し、先方より、イラクの大量破壊兵器開発を引き続き懸念している旨述べた。
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6. |
北朝鮮
当方より、先般の訪韓に関し印象を述べた。先方より、英はピョンヤンに大使館をもっており、北朝鮮が国際社会の一員として行動するよう働きかけている旨述べた。
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7. |
安保理改革
安保理改革については、英が日本の常任理事国入りを支持することを確認した。また、改革が進んでいないとの認識のもと、日英で改革を具体的に進めていくべく、今後担当者で協議させることを確認した。 |