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国際Y2K協力センター 報告書(仮訳)


国際Y2K協力センター
ワシントン、2000年2月

 Y2Kは情報技術(IT)によって引き起こされたはじめての世界的な挑戦であった。対処をせずに放置したなら、それは世界の至る所で日常生活を大きく混乱させたであろう。世界各国のY2K問題対策チーム - 何百万人もの献身的な職員、管理職、専門技術者 - のハードな作業がこうした危機を防いだのである。

 国際Y2K協力センターは幸いにもこのようなチームに対して、そのメンバーを互いに結び付けることによりユニークな役割を果たすことができた。情報共有や協力、友好的な関係により、皆の仕事はやりやすくなった。世界的な問題解決に当たり、こうした非官僚主義的なバーチャルネットワークが成功したことは、新世紀の幕開けに当たり傑出したものであった。

 多くの人々のリーダーシップとサポートが無ければ国際Y2K協力センターはその使命を果たせなかったであろう。そうした人々の中で先ず挙げなくてはならないのは、アーマド・カマル(Ahmad Kamal)・パキスタン常駐国連大使・国連情報科学作業部会議長とジョン・コスキネン(John Koskinen)・米国大統領府Y2K対策諮問委員会委員長である。国際Y2K協力センター管理委員会のその他メンバーや10ヶ国を代表する各国Y2K調整官にも、知恵や指導、細部に関する注意をいただくとともに、他国間のあらゆる努力を頓挫させかねない外交上の落とし穴を乗り越える手助けもしていただいた。世界銀行のinfoDevプログラムの責任者であるカルロス・ブラガ(Carlos Braga)や、世界インフォメーション・テクノロジー・サービス連合会長のハリス・ミラー(Harris Miller)は、非常に重要な資金的・精神的サポートを提供してくれた。

 もちろんこの作業のいかなる部分も、世界中の国際Y2K協力センタースタッフチームである日本の谷口富裕、小助川弘、韓国のジョンウォン・ユーン(Jeongwon Yoon)、英国のケイト・プリーストリ(Kate Priestly)およびピーター・クラーク(Peter Clark)、ワシントンのロス・ドクター(Ros Docktor)、リサ・ペルグリン(Lisa Pellegrin)、ナンシー・ヴィクター(Nancy Victor)およびアーサー・ワーマン(Arthur Warman)の献身無くしては不可能だったであろう。これらのすべての仲間達に、この場をお借りしてお礼申し上げたい。この最高に素晴らしいチームで皆さんと仕事ができたことは喜ばしいことであった。

Bruce W. McConnell
センター長

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