リヨン・サミットにおける 我が国文化紹介行事について
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ノートルダム・フルビエール寺院 | リヨンの町から見たフェルヴィエールの丘 |
平成8年6月14日
外務省 文化交流部
1.経緯
昨年末、議長国フランスは、今次サミットがリヨン現代美術館で行われることも踏まえ、リヨン市内でサミット参加各国(G7、EU及びロシア)が自国文化の紹介を行うことが有意義であると提案。これを受け、我が国を紹介する文化行事の開催につき検討・準備を進めてきた。
2.事業内容
- (1)
- 現段階において、国際交流基金をはじめとする日本側関係者が中心となって準備を進めてきている文化事業には、京友禅の作品展「羽田家のキモノ」展、日本映画祭等があり、全体のリストは別紙参照。
- (2)
- これとは別に、フランスは、同国主催で各国の文化行事を実施するが、その内容は別紙参照(別途、リヨン市が発表の予定)。
特に、サミット会場であるリヨン現代美術館の前庭等を使って彫刻展を開催の予定であるが、フランス側が選定した我が国の作品は、現代ビデオアーティストの若手代表作家の1人である岩井俊雄氏(略歴別添)の「アナザー・タイム、アナザー・スペース」である。
また、リヨン全市9区をG7+ロシア及びEUに振り分け、各々の区が担当する各国・地域の文化行事を実施する予定。2区が日本関係の行事を実施。
日本側が中心となって行う行事
フランス側のイニシアチブで進められている行事