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感染症対策沖縄国際会議 2000年12月
- 平成12年12月7日(木)、8日(金)の両日、九州・沖縄サミット・フォローアップの一環として、沖縄県宜野湾市にて「感染症対策沖縄国際会議」が開催されました。
- 会議の概要
(1)議長は、高須幸雄 外務省国際社会協力部長及び篠崎英夫厚生省保健医療局長が行いました。次の60の国、機関などの代表(高級事務レベル)が参加しました。また、チルバ・ザンビア大統領、ヌリヤー・ラフマン・インドネシア大統領夫人及びブルントラントWHO事務局長も出席し、基調演説を行いました。
- G8
- 非G8諸国
- 国際機関
- NGO・民間団体等
(2)第1日目は、HIV/AIDS、結核、マラリア及び小児期の疾病のテーマの下、各々の感染症対策につき討論が行われ、第2日目は、保健のための包括的アプローチ、分野横断的な問題といった感染症対策全般に共通するテーマにつき討論が行われました。2日間の議論の成果は議長サマリーとして取りまとめられました。
- 成果
(1)感染症対策は、九州・沖縄サミットの主要テーマの1つとなりました。今回の会議は、同サミットで採択された「G8コミュニケ・沖縄2000」に基づき、G8のみならず非G8各国、国際機関、NGOを含めた市民社会の幅広い参加により、感染症問題を討議した初めての機会となりました。
(2)サミットでは、HIV/AIDS、結核、マラリアに関し、2010年までに達成すべき数値目標を示し、その実現のためにG8、途上国、国際機関、NGOや民間企業を含む市民社会という感染症対策の関係者による「新たなかつ革新的なパートナーシップ」を構築することが合意されました。これを受け、今回の会議では、これら関係者がその特性、役割を踏まえ、パートナーシップをいかに機能させ強化させていくかにつき討論されました。その上で、数値目標を達成するために、優先分野、タイムテーブル、行動のためのアジェンダといった具体的行動計画が策定されました。
(3)我が国は、サミット時に発表した「沖縄感染症対策イニシアティヴ」(今後5年間で総額30億ドルを目途とする協力)の現時点での実施状況(3億ドル以上)を公表するなどイニシアティブを発揮して、G8各国に強い働きかけを行い、その結果G8は、具体的金額を含むコミットメントを発表しました。
(4)感染症対策は、長期的視点に立った対応が必要であり、次期サミット議長国であるイタリアがイニシアティブを発揮していくこととなります。
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