ヴィクターIII級多目的原潜304号の解体にかかる
実施取り決めの署名
平成15年6月28日
- ウラジオストク訪問中の川口外務大臣が、6月28日、同地近郊のボリショイ・カーメニ市のズヴェズダ造船所を訪問した際、川口大臣立ち会いの下、同造船所内において、日露非核化協力委員会日本側代表である野村一成駐ロシア大使と同委員会ロシア側代表であり、ロシア原子力省の代表であるセルゲイ・アンティーポフ・ロシア原子力省次官の間で、ヴィクターIII級多目的原潜304号の解体にかかる実施取り決めが署名された。
- この取り決めは、日露非核化協力委員会とロシア原子力省との間で締結される日本・ロシア間の非核化協力に関する基本的な枠組みを定める文書であり、ロシア政府に対し、ヴィクターIII級多目的原潜304号の解体プロジェクト実施を支援するために日露非核化協力委員会の予算を割り当てることを認め、ロシア原子力省がこのプロジェクトの実施の全般的な責任を負うこと等を定めるとともに、免税、免責、造船所へのアクセス等について定めている。
- 2003年1月の小泉純一郎総理大臣のロシア訪問の際、極東における原潜解体協力事業「希望の星」を推進することに合意されたことを受け、2003年2月、「希望の星」事業の第一のプロジェクトとしてヴィクターIII級原潜1隻の解体についてその実施が決定されていた。
- 今回、この実施取り決めが署名され、基本的な枠組みが定まったことを受け、今後、実際に解体を行うための具体的な契約交渉を行い、可能な限り早期に解体に着手する予定である。
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