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インドによる地下核実験の実施
(我が国の対応:クロノロジー)
平成10年6月9日
第1回核実験
5月11日15時45分(現地時間、日本時間19:15)
インドはラジャスタン州ポカラン実験場にて3回の地下核実験を実施(インド政府発表)。実験は、核分裂装置、低爆発力装置、熱核(水爆)装置を有したもの(ヴァジパイ首相記者会見)。
●5月12日未明 村岡官房長官コメント
「インドが世界的核実験禁止の流れに逆行してこのような実験を行ったことは極めて遺憾である」●5月12日午前 小渕外務大臣によるシン在京インド大使招致 ●5月13日夕方 第1回核実験に対する我が国の措置発表(官房長官談話)
(1)対インド無償資金協力の停止(除:緊急・人道援助及び草の根無償)
(2)円借款については、今後の印側の対応を見て検討
(3)対インド支援国会合(IDF)の東京開催招致を見合わせ
第2回核実験
5月13日12時21分(現地時間、日本時間15:51)
さらに2回のサブ・キロトン核実験を実施。この実験はコンピューター・シミュレーションの改善のための必要なデータをもたらし、未臨界実験の実施能力を得るために実施され、これで計画された一連の実験を了(インド政府発表)。
●5月13日夜 官房長官コメント
「新たな事態に鑑み、これら措置に加えて、更なる措置につき検討せざるを得ない」●5月13日夜 小渕外務大臣によるシン在京インド大使の再度招致。 ●5月14日夕方
第2回核実験実施を踏まえた我が国の措置発表(官房長官談話)
(1)新規円借款の停止
(2)国際開発金融機関による対インド融資については慎重に対応●5月15日未明
(日本時間)インドの核実験を受けた安保理議長声明発出 ●5月16日朝
(日本時間)バーミンガム・サミットで「G8首脳による声明」を発出 (○5月28日 パキスタンが地下核実験を実施。30日には二度目の実験。) (●5月30日未明 パキスタンの核実験を受けた安保理議長声明発出。印にも言及。) (○6月5日朝
(日本時間)P5外相会合で共同コミュニケを発出) ●6月7日未明
(日本時間)インド、パキスタンの核実験に対する安保理決議採択
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