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-パネル・ディスカッション開催のお知らせ-
「ICCの意義と国際秩序にもたらす影響」

(Significance of the ICC and its impact on international order)


 このたび外務省では、国際刑事裁判所(ICC)の設立に関わってきた欧州諸国政府関係者の参加を得て、ICC設立の歴史的意義、今後の課題や市民社会との結びつきなどについて、国内の有識者と自由に意見交換をして頂くパネル・ディスカッションを開催いたします。こうした対話を通じ、ICCへの関心を高め、知識を広めることを期待しております。ぜひご参加ください。


*国際刑事裁判所(ICC)設立の背景*

 冷戦後、旧ユーゴ、ルワンダなど世界各地で生じた紛争により、多くの人命が失われる事件が相次いで発生しました。こうした事態を受け、集団殺害(ジェノサイド)罪、人道に対する罪、戦争犯罪といった国際社会における最も深刻な罪を処罰するために、常設の裁判所を設立すべきとの声が高まり、2002年7月1日に国際刑事裁判所(ICC)を設立する条約が発効しました。

日時 平成14年12月11日(水) 午後1時00分~5時00分
会場 三田共用会議所(東京都港区)
主催 外務省
対象 一般に公開され、約100名を予定しています。
備考 日英の同時通訳がつきます。


パネル・ディスカッションの構成(以下、氏名はアルファベット順)

モデレーターは篠田研次外務省条約局審議官が務めます。

(1) 基調講演:スキブステッド・デンマーク外務省条約局長(EU議長国)

(2) 第一セッション:国際法におけるICCの意義

 パネリスト:藤田久一関西大学教授、長嶺安政外務省北米局参事官、カウル独外務省ICC担当大使、リヴァダ・ギリシャ外務省国際公法課長(次期EU議長国)、スキブステッド・デンマーク外務省条約局長
 →ICC設立の沿革および意義について討論します。

(3) 第二セッション:ICCの課題(各国の協力と見直し)

 パネリスト:岡田泉南山大学助教授、田中利幸横浜国立大学教授、齋木尚子外務省法規課長、ベヴェルス・オランダ法務省ICC実施法専門家、ジェラルディン・フランス外務省法務担当、フッド英国外務省法律顧問部法律顧問補佐
 →ICCが今後、実効的な裁判所として機能するための課題につき(特に各国の国内法整備の必要性を中心に)討論します。

(4) 第三セッション:ICCと市民社会

 パネリスト:小寺彰東京大学教授、遠山清彦参議院議員、山中あき子国連大学客員教授、フリース欧州委員会法務部員、フェーヴェイ・オランダ外務省ICCタスクフォース次長
 →ICC設立に至るまでのNGOの果たした役割、今後のICCと市民社会の関係につき討論します。

(5) 質疑応答・とりまとめ(質疑応答は個別のセッション毎にも行う予定です)。



ICC規程が採択された1998年のローマ外交会議の模様
ICC規程が採択された1998年のローマ外交会議の模様
(上記も含め写真はいずれもICCホームページから転載)




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