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日・マレーシア経済連携に関する第三回会合結果
(第一回共同研究会会合) 2003年9月29日及び30日、日・マレーシア経済連携に関する第三回会合がマレーシアのクアラルンプールにおいて開催された。本会合は、両国政府間で成功裡に行われた2回の作業部会会合(2003年5月8~9日に東京で、及び2003年7月4~5日にランカウイで行われた)を受けて行われたものである。今次第一回共同研究会会合では、両国の産業界・民間及び学界の代表者による積極的な参加及び経済連携に関する意見交換に主眼が置かれた。 日本側は八幡富美雄外務省経済局自由貿易協定・経済連携協定室長が団長を務め、マレーシア側はノー外務省東・南アジア局長が団長を務めた。 双方は、貿易及び投資の自由化、円滑化及び協力を含む幅広い範囲について意見交換を行った。これらの中には、物品貿易、サービス貿易、原産地規則、投資、自然人の移動、政府調達、税関手続、貿易取引文書の電子化、基準認証、知的財産、競争政策及びビジネス環境整備に関する議論が含まれている。 双方はまた、その他の協力分野についても議論を行い、本経済連携に組み込むことを検討した。これらの中には、教育、科学技術、人材養成、金融サービス、農業、一次産品、林業、鉱業、手工業、情報通信技術、中小企業、起業家育成、放送、観光、運輸、健康及び研究開発が含まれている。 双方は、協議においてかなりの進捗があったことで一致した。今次会合ではまた、次回会合を2003年11月20~21日にクアラルンプールで開催することに合意した。経済連携実現に向けた両国間の本交渉は、共同研究会の段階が終了し、双方が合意に至った時点で開始されることになる。 双方は、本経済連携が両国にとって互恵的な利益をもたらすべきであり、実現に向けて協議を加速させていくことで一致した。 本会合は、両国間の緊密で友好的な関係にふさわしく、誠意のこもった雰囲気の中で行われた。日本の代表団は、クアラルンプール滞在中にマレーシア側から受けた暖かい歓待に対して心から謝意を表明した。 |
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