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経済

日・マレーシア経済連携協定作成のための
交渉開始に関する日本とマレーシアの首脳による共同発表
(仮訳)

2003年12月11日
於:東京
(英語版はこちら)


  1. 日本国の小泉純一郎内閣総理大臣とマレーシアのアブドゥラ・アフマッド・バダウィ首相は、長い年月にわたる実りある協力を通じて両国が発展させてきた緊密な経済的かつ戦略的結びつきに満足の意を表明し、そのような緊密な結びつきが両国及び両国の国民に様々な経済的及び戦略的な利益と機会をもたらしてきたことを高く評価した。両首脳は、両国の経済連携を更に強化することが可能であり、また望ましいことを確認し、日・マレーシア経済連携協定(JMEPA)のかたちで二国間の永続的な枠組みを創設することを決定した。

  2. 両首脳は、共同研究会から提出された報告を歓迎するとともに、作業部会及び共同研究会において行われた作業に満足の意を表明した。両首脳は、貿易及び投資の自由化並びに円滑化は、日本とマレーシアの産業界により大きな機会とより大きな規模の経済をもたらす大きな市場の創設に役立つものであるとの見解で一致した。両首脳は、専門的知見の共有を通じたキャパシティ・ビルディングを含む様々な分野での意義ある二国間協力によって経済成長が更に加速化されることを認識した。両首脳は、日・マレーシア経済連携協定が他の地域、特に東アジアにとってよい手本となり、またこの連携が日本とASEANの間の包括的経済連携を構築し、強化するという希望を表明した。

  3. 以上の要素を考慮の上、両首脳はここに、両国の政府が日・マレーシア経済連携協定の交渉に入り、作業部会と共同研究会のプロセスにおける議論と得られた成果に基づいて、日・マレーシア経済連携協定を作成するよう迅速に作業をするべきであると決定した。その協定は、機微な分野に対する柔軟性の必要性を適切に考慮しつつ、共同研究会で議論された広い範囲の分野を包含すべきである。また、両首脳は、交渉を2004年早期に開始し、合理的な期間内に終結すべきことを決定した。




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