日ASEAN包括的経済連携協定交渉
(第1回会合:概要)
平成17年4月18日
外務省、財務省、農林水産省、経済産業省
4月13日から15日にかけて、東京の外務省内において日ASEAN包括的経済連携(CEP)協定交渉第1回会合を開催したところ、概要以下のとおり。
1. 日程
13日:二国間協議(ブルネイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)
14日午前:ASEAN各国間打ち合わせ
14日午後及び15日:全体会合
2. 主要出席者
(1) 日本側:外務省(西宮アジア大洋州局審議官他)、財務省(村上関税局参事官他)、農林水産省(内藤国際部長他)、経済産業省(梅原通商政策局通商交渉官他)他
(2) ASEAN側:ラモン・フィリピン貿易産業省国際貿易局長(本交渉における共同議長)他
3. 概要
(1)二国間協議
(イ) |
日ASEAN・CEP協定交渉の枠内で物品貿易等の分野につき二国間交渉を行うことが想定される5カ国(ブルネイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナム)との間で今後の交渉の進め方等につき協議。
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(ロ) |
今後各国にミッションを派遣して双方の関心事項について議論を深めるが、その日程等については、今後調整。
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(2)全体会合
(イ) |
日・ASEAN包括的経済連携協定の枠組みや今後の交渉の進め方等につき双方から提案を出し合い、議論した。
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(ロ) |
地域全体で策定する累積の要素を含む原産地規則の重要性につき一致。技術的な側面を含め、具体的な内容については今後交渉。
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(ハ) |
次回の日程等については、今後、外交ルートを通じて調整。
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