日米交流150周年記念外務大臣表彰状授与式について
- 外務省は、日米交流150周年を記念して、9月14日(火)、外務省において、日米交流の増進に顕著な功績のあった日米両国の関係者3名に対し外務大臣表彰状の授与式を行いました。
なお、外務省においては、去る6月8日(火)にも日米交流150周年記念外務大臣表彰状授与式を開催致しましたが、今回の表彰状授与式は6月8日に出席の都合がつかなかった方々に対して授与式を行ったものです。
- 授与式においては、川口順子外務大臣の代理として松宮勲外務大臣政務官より表彰状が授与され、記念の銀杯が贈呈されました。
表彰状の授与については、本省および在米各公館において適当な機会に行うこととなっており、今回の表彰状授与式は、本年3月31日付で本表彰の対象者として決定された日米両国の関係者158名(97個人、61団体)の中で、青木功氏、岡本綾子氏および樋口久子氏の3名に対して行ったものです。なお、岡本綾子氏については代理人が出席されました。
(参考)
青木功(あおきいさお)(プロゴルファー)
1983年、日本人男子として初めて米PGAツアーで優勝した。その後も海外シニアで9度、海外スーパーシニアで3度の優勝実績がある。このような功績は多くの日本人ゴルファーに影響を与え、日本人の目を米国ゴルフに向けることとなった。青木氏は、米国においても知名度は高く、日米ゴルフの橋渡し的役割を果たしている。
岡本綾子(おかもとあやこ)(プロゴルファー)
1982年、アリゾナ・コパー・クラシックで米ツアー初優勝。1987年には米LPGAで外国人初のLPGA賞金王となり、米国ツアー17勝の実績を有する。この活躍によって日米双方のゴルフ界に多大な影響を与え、米国人の対日理解の促進に貢献した。
樋口久子(ひぐちひさこ)(元プロゴルファー)
日米ゴルフ交流のパイオニア的存在として活躍した。1977年には、アジア人で初めて米国メジャーで勝利をおさめ、2003年にはアジア人で初めて世界ゴルフ殿堂入りを果たした。現役を引退後も、日本女子プロゴルフ協会会長として、日本、さらには米国のゴルファーに影響を与え続けている。
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