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TICAD II(第2回アフリカ開発会議)第1回準備委員会の概要
平成10年3月
1.概要(1)第2回アフリカ開発会議(TICAD II)第1回準備委員会は、3月2ー3日の両日、ダカール(セネガル)で、片倉大使とセック・セネガル外務省次官の共同議長の下、TICAD Ⅱ準備委員会メンバー(アフリカ8カ国、アジア2カ国、ドナー諸国5カ国及び6国際機関・地域機関)の参加を得て開催された。
(2)この会合では、今年10月の本会合で採択される予定の「行動計画」の骨子案(第1章はメッセージ、第2章は「行動のためのアプローチ及び各分野を通じた強調点」、第3章は各開発分野の「目標」及び「行動指向型ガイドライン」)について議論し、その基本構造について概ね合意が得られた。行動計画の主なメッセージについては、共催者案の「貧困削減のための経済の再活性化と世界経済へのアフリカの参加の強化」に対し、「持続的な経済成長」を盛り込むことの重要性も指摘され、今後種々の会合の場において検討し、固めていくこととなった。また、基本コンセプトとしての、アフリカ諸国のオーナーシップ及びグローバル・パートナーシップについては、参加者より強い支持が得られた。
(3)更に、各開発分野の「目標」及び「行動指向型ガイドライン」につき、(イ)社会開発(i)貧困削減、(ii)教育、(iii)保健及び人口、(ロ)民間セクター開発、(ハ)農業・環境、(ニ)ガヴァナンス、(ホ)紛争・平和と開発、(ヘ)その他(債務問題)の各分野について活発な議論が行われ、今後の準備委員会による行動計画策定作業のための基礎が提供された。またTICAD IIの独自性を打ち出していくべきとの意見が出され、南南協力(特にAA協力)の具体的方策の重要性が指摘された。
2.今後の取り進め振り
準備会委員会と相前後して開催された共催者運営委員会等で討議されたTICADⅡの今後の取り進め振りは以下の通り。
(1)NGOの参加について
NGOについては、本会合へのオブザーバー資格での参加を認めることとなった。日本のNGOについては日本、欧米のNGOについてはGCA、アフリカのNGOについては国連(OSCAL及びUNDP)が選定することで合意した。
- (2)今後の日程
- (イ)リージョナル・ワークショップ(5月3~4週) 西部中部リージョナル・ワークショップについては、5月第3週にブルキナ・ファソで開催し、東部南部リージョナル・ワークショップについては、第4週に開催する方向で作業を進めることとなった(開催地は候補国と協 議中)。
- (ロ)第2回準備委員会(6月ジンバブエ)
- (ハ)第3回準備委員会(9月7ー9日、エティオピア)
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