(1) |
参加国は以下の通り(下線は外相が出席)。
東アジア側 |
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15ヶ国 |
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(日、韓、中、ASEAN10ヶ国(タイ、ブルネイ、シンガポール、マレーシア、カンボディア、ラオスは外相が出席)、豪、NZ) |
ラテンアメリカ側 |
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15ヶ国 |
(アルゼンティン、ブラジル、チリ、パラグァイ、ウルグァイ、ペルー、ボリヴィア、エクアドル、コロンビア、ヴェネズエラ、パナマ、メキシコ、エル・サルヴァドル、コスタ・リカ、キューバ) |
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(2) |
本フォーラムの正式名称についてこれまで定まっていなかったところ、今次会合で、「FORUM FOR EAST ASIA-LATIN AMERICA COOPERATION」(FEALAC)とすることで合意をみた。また、エル・サルヴァドル、コスタ・リカ及びキュ-バの新規加盟が承認された。
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(3) |
東アジア・ラテンアメリカ間のプロジェクトに関する議論では、各国から活発な提案がなされた中、日本からは、「東アジア・ラテンアメリカ知的交流シンポジウム(SIEALA)」(下記3.(1))を含む4つのプロジェクトを報告・提案した。
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(4) |
少人数会合(リトリート)では、「地域の発展及び協力」と題して、(イ)グローバリゼーションの正と負の側面、(ロ)両地域における地域統合、(ハ)両地域の各国における政治及び経済の変革、及び(ニ)グローバル化が国際関係及び地域内にもたらす影響、を中心に、時間を大幅に延長して外相間の自由な議論がなされた。なお、韓国からは朝鮮半島情勢につき説明があり、共同議長声明には、2000年の南北首脳会議以降のプロセスを歓迎する旨の記載がなされた。
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(5) |
本フォーラムの将来の方向性に関して、各国の行うナショナルプロジェクト(上記(3))に加え、フォーラム全体に関わるプロジェクトとして「政治・文化」(共同議長国はシンガポール及びチリ)、「経済・社会」(日本及びペルー)、及び「教育・科学技術」(豪州及びコスタ・リカ)に関する3つの作業部会(WG)を設置することが承認された。
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(6) |
本フォーラムの原則を規定する「枠組み文書」及び「共同議長声明」の2つの文書を添付した「外相宣言」が採択され、閉会後の記者会見で発表された。 |