UNHCRを通じた
アフガニスタン難民・避難民に対する支援
平成14年7月
総額:約1,280万ドル
期間:2002年8月から12月まで(5カ月間)
1.難民・避難民の再定住化支援(約1,227万ドル)
急速に進行中の難民・避難民の帰還に対応して、帰還先での生活再建の基盤となる仮設住居、飲料水、農業再興を支援する。これらにより、帰還しつつある難民・避難民の農村部への定着を促進すると共に、受け入れる地域社会の復旧を図る。
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カンダハルを中心とする地域(小計約199万ドル)
仮設住居(3,000戸)の資材供与(約149万ドル)
深井戸(430箇所)の掘削(約50万ドル)
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ジャララバードを中心とする地域(小計約215万ドル)
仮設住居(3,400戸)の資材供与(約169万ドル)
種子及び農業用具の供与(約44万ドル)
難民・避難民が多数帰還しつつある地域の診療所の改修(3万ドル)
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マザリシャリフを中心とする地域(小計約360万ドル)
仮設住居(4,200戸)の資材供与(約208万ドル)
深井戸(800箇所)の掘削及び給水路(380箇所)の修復(約151万ドル)
種子及び農業用具の供与(約1万ドル)
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上記3地域のための用具調達及び資材保管・輸送(約451万ドル)
仮設住居建築用具(24万セット)の調達(約259万ドル)
農業用具(8万4千セット)の調達(約92万ドル)
仮設住居の資材等保管・輸送(100万ドル) |
2.南部に滞留する避難民の移送支援(16万ドル)
南部のパキスタン国境地帯(アフガニスタン側のスピン・ボルダック及びパキスタン側のチャマン。緒方総理代表も先般視察)では、主に北部より流出してきた避難民(パシュトゥーン系)が長期にわたる悲惨な生活を強いられ、且つ早期の帰還も見込めない状態にあるので、これらの避難民をカンダハル近郊に設置するキャンプに移送する。
(上記の他、UNHCR活動支援費用として約37万ドル)
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