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「カブール市緊急給水計画」及び
「母子保健病院機材整備計画」

平成14年7月26日

1.拠出先及び拠出内容

(1)拠出先 : アフガニスタン移行政権

(2)拠出内容: 4億2,600万円

「カブール市緊急給水計画」:2億8,900万円
 24台の給水タンク車の無償供与
「母子保健病院機材整備計画」:1億3,700万円
 カブール市内の2つの母子保健基幹病院(マラライ産科病院、ラビア・バルキー産婦人科病院)における医療機材整備
 外来診療、分娩・産後回復室、新生児室、手術室、臨床検査に係る機材
 (婦人用診察台、診断セット、胎児心音計、分娩台、手術セット等)


2.背景

(1) アフガニスタンにおいては、4人に1人の子どもが5歳までに死亡し、また、58人に1人の妊婦が死亡する等、幼児死亡率及び妊産婦死亡率が極めて高い。これは安全な水の供給が不足し、感染症が多発していること、及び出産時の不衛生な状況に原因があると言われている。

(2) このような状況の下、アフガニスタン移行政権は、水質に問題がある地域の貧困層及び急激に帰還する難民・国内避難民を対象として、給水車の数を増やして応急的に安定した飲料水の供給が行えるよう、給水車の供与を要請するとともに、母子保健関連の基幹病院となるカブール市内の2病院(マラライ産科病院、ラビア・バルキー産婦人科病院)において、基礎的保健サービス及び緊急産科ケア・サービスを提供するだけの施設・機材が不十分であることから、右2基幹病院の機材整備への支援を要請してきた。
(3) 日本政府は、保健・医療を対アフガニスタン重点支援分野としており、女性の健康及び子どもの致死率の改善のために安全な水供給と母子保健病院の整備が重要との観点から、アフガニスタン移行政権の要請に応え、支援を行うものである。


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