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パウエル長官より、今般アフガン復興支援国際会議という重要な会議を主催し、また共同議長を務められ、小泉総理、田中大臣及び日本国民に感謝、また、テロとの闘いに関する日本の支持・支援を改めて感謝、特に小泉総理の勇気ある支援に感謝、日米二国間関係は、安全保障、経済分野等を中心に強固なもの、総理の進められている小泉アジェンダを米国としては全面的に支持、世界経済における日本のリーダーシップを期待、総理のASEAN訪問時のシンガポールにおけるスピーチに非常に感銘、日本のASEANにおけるリーダーシップを高く評価する旨述べた。
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田中大臣からは、9月11日以降の米国内の復興、及びテロとの闘いの強化に敬意を表する、日本国内でも特措法を成立させ、自衛隊による協力支援活動等、他国艦船への補給も可能となった旨述べた。
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田中大臣より、自分は先日沖縄に行った、普天間基地使用期限についての米国の立場は良く承知しているが、普天間飛行場の移設・返還につき米国と良く協議していきたいと述べたのに対し、パウエル長官も、使用期限についての双方の立場はお互いに良く承知しているが、普天間飛行場の移設・返還については良く協議していきたいと述べた。
また、田中大臣より、日米地位協定の運用改善につき緊密に協議していきたい旨述べたのに対し、パウエル長官は、重要な問題を早急に解決したい旨述べた。
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また、田中大臣より、BMDに関する日米共同技術研究について緊密に協力したい旨述べたのに対し、パウエル長官は、先日モスクワにおいてプーチン大統領との間でABMの話をしたが、引き続き露や中国との間でミサイル防衛について話をしていきたい旨述べた。
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