故ローマ法王ヨハネス・パウルス2世の葬儀への特派大使の派遣について
平成17年4月5日
- わが国政府は、2日(土)午後9時半過ぎ(日本時間3日(日)午前4時半過ぎ)逝去された、故ローマ法王ヨハネス・パウルス2世の葬儀が、8日(金)午前10時(日本時間午後5時)より、バチカン内サン・ピエトロ広場において執り行われる予定であることを受け、川口順子総理大臣補佐官を特派大使として派遣することを決定した。
- 故ヨハネス・パウルス2世は、26年にわたる在位期間を通じ一貫して世界平和を希求し続けられ、地域紛争、内戦等の平和的解決や緊張緩和のために仲介・調停等を行うなど世界平和の実現のためにご尽力されると共に、宗教間の相互理解の重要性を訴え、諸宗教対話の促進に力を注がれた。また81年の訪日時には、広島、長崎を訪問され、核兵器廃絶を訴えられた。このような経緯および日・バチカンの友好親善関係に鑑み、特派大使を派遣することとしたものである。
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