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報道発表


人間の安全保障基金による東ティモールにおける「小学校教育向上プロジェクト」に対する支援について


平成16年12月14日


  1. わが国政府および国連は、12月14日(金)、国連児童基金(UNICEF)が東ティモール民主共和国において実施する「東ティモールにおける小学校教育の質の向上」プロジェクトに対し、人間の安全保障基金を通じ、総額116万9,964ドル(約1億2,800万円)の支援を行うことを決定した。

  2. このプロジェクトは、基礎教育分野で東ティモールを支援するものであり、教師の訓練、学校運営への支援およびPTAを通じた教育促進キャンペーンの実施が活動の三つの柱となっている。また、これらの活動は基礎教育に取り組むための各村レベルの能力育成を図ることを念頭に、地域社会と学校スタッフを結びつけるアプローチにより実施される。

    (1)東ティモールにおける教員トレーナーの育成
    (2)児童への教授法、授業の計画立案および学級の管理等に関する教員の能力育成
    (3)父母や地域社会の参画を得たかたちのPTAを通じた民主的な学校運営の指導
    (4)学校事務員の知識の向上と技能の育成

  3. 今回のプロジェクトの実施により、基礎教育システムの強化を通じて東ティモールの人々への支援が図られることが期待される。

    (参考)
     人間の安全保障基金は、1999年3月にわが国の主導により国連に設置された信託基金であり、現在までに総額約290億円を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取り組む国連関係国際機関の多くのプロジェクトを支援してきている。

・ 国際社会協力部 政策課


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