キリエンコ・ロシア連邦沿ヴォルガ連邦管区大統領全権代表の来日について
平成16年9月2日
- キリエンコ・セルゲイ・ヴラジレノヴィチ・ロシア連邦沿ヴォルガ連邦管区大統領全権代表は、9月6日(月)から11日(土)まで、外務省の招待により来日する。
- キリエンコ全権代表は、滞在中、わが国政府要人のほか、奥田碩日本経済団体連合会会長、高垣佑ロシア東欧貿易会会長等の民間経済関係者と会談を行い、地方レベルの日露交流や経済分野における協力等について意見交換を行う予定である。また、日本経団連において日本ロシア経済委員会との懇談会が行われる予定である。
- 今回のキリエンコ全権代表の来日により、「日露行動計画」の一環である地方レベルでの日露交流の活性化、わが国と沿ヴォルガ連邦管区との経済関係の強化等が期待される。
- なお、今回のキリエンコ全権代表一行には、沿ヴォルガ連邦管区内にある連邦構成主体の指導者(マリィ・エル共和国大統領、ペルミ州知事代行等)のほか、同管区内の主要企業(自動車製造、IT、ハイテク、原子力、石油・石油化学、非鉄・鉄鋼分野の企業)の幹部等が同行する。
(参考)
沿ヴォルガ連邦管区の面積はロシア全体の約6%。人口はロシア全体の約21%、GDP(国民総生産)はロシア全体の約24%を占める。同管区は、ロシアの自動車産業の9割、石油精製・石油化学工業の4割、航空産業の6割が集中する産業の中心地である。
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