イラクのアラブ大会代表選手等の来日について
平成16年8月30日
- わが国政府は、イラクの国際競技参加支援の一環として、9月1日(水)から15日(水)までの期間、本年9月下旬にアルジェリアで行われるアラブ大会の柔道ならびに陸上競技に出場する代表選手等計8名を招へいする。
- 一行は(財)全日本柔道連盟および(財)日本陸上競技連盟の協力により、アラブ大会に向けた集中トレーニング・調整を行う。また、滞在期間中に松宮勲外務大臣政務官、斉藤斗志二衆議院イラク特別委員会委員長、太田豊秋参議院イラク特別委員会委員長を表敬する予定である。一行はトレーニング終了後、ヨルダンに移動し、イラク代表団本隊に合流する。
- 今回の招へいにより、スポーツ分野での交流を通じて、わが国とイラクとの友好関係が増進されるとともに、わが国に対する理解が増進されることが期待される。また、イラク代表選手の活躍を通じて、イラク国民の復興に向けた希望と団結心を高めることが期待される。
(参考)
- 本年4月、イラクのスポーツ活動の振興とアテネ・オリンピック等の国際競技参加を支援するため、わが国政府および日本オリンピック委員会(JOC)とイラク・オリンピック委員会(NOCI)が協議した結果、わが国でイラクの強化選手のトレーニングを受け入れることで合意がなされた。今回の招聘は、この合意に基づき、本年度のスポーツ交流支援事業として行われるものである。
- 今回の招へいに先立ち、わが国政府は、上記合意に基づき、本年7月25日から8月7日の期間、イラクのアテネ・オリンピック代表柔道選手およびコーチ各1名を招へいし、強化トレーニング・調整を実施した。両名は今回の招へいで再来日する予定。
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