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報道発表


人間の安全保障基金による「モンゴル農村地域における持続的基礎医療保健整備計画」に対する支援について


平成16年5月26日


  1. わが国政府および国連は、5月26日(水)、国連児童基金(UNICEF)が実施する「モンゴル農村地域における持続的基礎医療保健整備計画」に対し、人間の安全保障基金を通じ、総額65万8,000ドルの支援を行うことを決定した。

  2. このプロジェクトでは、UNICEFが人間の安全保障基金を通じて2001年1月より2002年12月までモンゴルにおいて実施してきた「持続的初等保健整備計画」の実績を活かし、同国の脆弱な医療保険制度と医薬品不足が引き起こす医薬品価格の高騰による地域住民の負担を軽減するために、適正な価格で地域住民に医薬品を販売できるようにする医薬品リボルビング基金の設立を地方農村部の4県において支援するとともに、同基金を適切に運用できるように研修等を通じて地域住民を支援していくものである。

  3. このプロジェクトの実施により、モンゴルの地域社会における医薬品の流通が一層改善されるとともに、地域住民の健康増進に寄与することが期待される。
(参考)
  1. 人間の安全保障基金は、1999年3月にわが国が国連に設置した信託基金であり、現在までに総額約259億円を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取り組む国連関係国際機関の多くのプロジェクトを支援してきている。

  2. 医薬品リボルビング基金(Revolving Drug Fund)とは、モンゴル国内の各県の医薬品購入資金不足を補充することにより、医薬品の供給と価格の安定を図る目的で県・郡レベルに設置される基金。これまでUNICEFは同基金を6県99郡に設置してきた。


・ 国際社会協力部 国連行政課


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