平成15年度スポーツ交流支援事業の実施およびイラクへの柔道器材寄贈について
平成16年2月20日
- わが国政府は、本年度のスポーツ交流支援事業として、2月22日(日)から3月6日(土)の期間、インド、カンボジア、ミャンマー、ラオス、アフガニスタン、イラク、シリア、ヨルダン、コスタリカ、ポーランドの計10ヶ国から各一名づつ柔道指導者を招聘し、財団法人講道館の協力により研修を行う。
- わが国政府および財団法人全日本柔道連盟は、イラク柔道連盟に対して、イラクにおける柔道の振興に資することを目的として、柔道器材を供与することとし、一行の滞在中、イラク柔道連盟会長に対して、その目録を贈呈する予定である。なお、この支援により、財団法人全日本柔道連盟の呼びかけにより集められた柔道着100着が寄贈されるとともに、わが国政府の草の根文化無償資金協力によるこれらの柔道着の輸送支援と公式試合用畳2セット(約200枚)が提供される。
- 今回の交流支援事業により、柔道というわが国独自のスポーツを通じて、これらの国々との友好関係が増進するとともに、日本に対する理解が増進されることが期待される。また、イラクへの柔道器材の供与により、イラクの人々が困難に立ち向かうに当たり、心に希望を持ち、明日への希望が高まることが期待される。
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