国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対する支援について
平成16年2月2日
- わが国政府は、1月28日(水)、パレスチナ難民の生活状況が改善されることを目的として、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)に対し、4つの教育事業の実施を支援し、また、教育および一般分野の通常予算を支援するため、総額約440万ドルの拠出を行うことを決定した。
事業支援
(1) |
「ガザ地区ザイトゥーン女子幼稚園・C小学校校舎増築」約36万ドル |
(2) |
「ガザ地区ヌセイラートC幼稚園・男子小学校校舎増築」約14万ドル |
(3) |
「ヨルダン・アンマン職業訓練センターにおける准看護士養成コース設置」約23万ドル |
(4) |
「ガザ地区、ヨルダン川西岸地区、ヨルダン、シリア、レバノン在住の大学入学志望者を対象とした日本奨学金の供与」約40万ドル |
通常予算(UNRWAの維持、管理、運営費)支援
(1) |
「教育分野の通常予算支援」100万ドル |
(2) |
「一般通常予算支援」約226万ドル |
- 今回の決定は、教育等を通じた人材育成を行い、パレスチナ難民の自立を促進させることを目的として行われたものである。
- この計画の実施により、半世紀以上にわたって困難な状況に置かれているパレスチナ難民の生活が改善され、中東和平の前進に貢献することが期待される。
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国際社会協力部 人道支援室 |
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