人間の安全保障基金によるモンゴルにおける教育施設の復興支援について
平成15年5月27日
- わが国政府および国連は、5月27日(火)国連教育科学文化機関(UNESCO)が実施する「雪害被災地域の寮制学校修復および校長・教師の再研修」プロジェクトに対し、人間の安全保障基金を通じ、50万4,563.01ドルの支援を行うことを決定した。
- このプロジェクトは、雪害により被害を受けたモンゴルのドンドゴビ県、バヤンホンゴル県、ザブハン県において、子どもたちが安全な学習環境と生活環境のもと良質な教育を受けられるようにすることを目的に、寮制学校の修復、校長および教師の研修、教育心理学とカウンセリングについての研修教材の開発等の活動を行うものである。
- このプロジェクトの実施により、教師の職業意識と能力が高まり、生徒への教育の質が高まることが期待される。
(参考)
人間の安全保障基金は、1999年3月にわが国が国連に設置した信託基金であり、現在までに総額約229億円を拠出している。これまでも、この基金を通じ人間の生存、生活、尊厳に対する多様な脅威に対して人間の安全保障の視点から取組む国連関係国際機関の多くのプロジェクトを支援してきている。
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国際社会協力部 国連行政課 |
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