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報道発表


日米外相電話会談について


平成15年5月9日


 5月9日21時05分から約20分間、川口外務大臣の発意によって行われた日米外相電話会談の概要以下のとおり。

  1. 中東情勢

    (1) 川口大臣より、先般の中東諸国訪問におけるアッバース新首相及びイスラエル関係者との会談結果等を紹介しつつ、現在は、包括的和平の達成に向けた好機であり、アッバース新首相の努力を関係国が支援することが重要である旨述べた。

    (2) これに対しパウエル国務長官は、自分も今晩から改めて中東諸国を訪問するところであり、アッバース新首相等と有意義な意見交換を行えることを期待していると述べた。

  2. イラク

    (1) 川口大臣より、小泉総理の訪欧の結果を紹介しつつ、イラクの将来に向けて、国際協調体制を確立することが重要であると述べ、米国はイラクの戦後に関する安保理決議案を提出する予定であると承知しているがと水を向けた。

    (2) これに対し、パウエル国務長官は、本9日に安保理で案文を提示する予定であり、今後建設的な議論が行われることを期待していると述べた。

  3. 北朝鮮

    (1) 川口大臣より、三者協議に際する緊密な協議と情報提供に改めて謝意を表した上で、北朝鮮の核兵器保有を決して認められない、本問題は平和的に解決すべき等、我が国の基本的立場を改めて伝達した。

    (2) これに対しパウエル国務長官は、米国としても今後の対応ぶりを検討中であると述べ、双方は、平和的解決のため、今後とも本件について緊密に連携していくことを確認した。



・ 北米局 北米第一課


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